パタニティーブルー
特に何を気にすると言う事もなくネットでいろいろな記事を読んでいたら、「パタニティーブルー」についての記事を見つけました。最近では父親が育児に参加するのが当たり前となってます。もちろんそうあるべきとは思いますが、全員が上手く育児が出来るとは限りません。母親の私だって試行錯誤の毎日なのですから、ちいさい子供になれていないお父さんたちは、もっと大変かもしれません。
この記事を読んで息子が0歳児のころの旦那の姿を思い出してしまいました。
0歳児の頃の息子
0歳児の頃の息子は、とにかく手がかかりました。もちろん赤ちゃんなので手がかかるのは当たり前ですが、あまり良く寝てくれませんでした。おなかはすいていないか、オムツは濡れていないか、暑くないか、寒くないかいろいろな事を気をつけてあげてもやっと寝たかと思えばすぐ起きるということの繰り返しでした。
旦那は、年の離れた姉がいて高校生のころからベビーシッターをした経験があるので、実は私よりも赤ちゃんの扱いには慣れていました。ですが、旦那の姉の子供たちは、よく寝るいわゆる良い赤ちゃんだったそうなので、そのつもりで自分の息子に接しても上手くいかなかったのです。
寝かせるために
旦那は息子を寝かせるためによる息子を車に乗せてドライブに行っていました。車の音がちょうどいいのか車の中では良く寝てくれました。(ですが、寝たと思って家に戻る起きてしまうことが多かったので、旦那が自分の休息はなかなかとれなかったようです。私に休息をとらせようと頑張ってくれました。)町の中を夜中にぐるぐるまわっている不審な車とおまわりさんに思われたようで何回かは車を止められたそうです。(事情を話すと、「僕にも経験あるよ。」と言われたそうです。)
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泣き止まない
旦那が息子の面倒をみている時、息子が泣き始めてなかなか泣き止まないと言う事がよくありました。旦那によると息子は私をみた瞬間、泣き止んだそうです。私が面倒を見ているときにもよく泣いていましたが、彼はそれをあまりみていなかったようです。(笑)
息子に嫌われていると思う
頑張っても頑張っても自分の思うように息子の面倒がみれなかった旦那はよく「彼は、僕のことが嫌いなんだ。ママしか好きじゃないんだ。」と言っていました。「そんなことないよ。」と言っても気休めでしかありません。息子はパパの事も大好きなのですが、まあ誰に似たのか頑固でママを独り占めしたかったようです。私から見れば似たもの親子です。
よく他の人から2人目をつくらないかと聞かれると私は”Have you seen him(息子)when he was little?”と言っています。(笑)手のかかる元気な男の子です。
試行錯誤
その後、解決策がみつかりました。言えればよいのですが、そう簡単にも行かず試行錯誤の毎日が続きました。あまりよく寝てくれない、頑固、(よく泣く)以外は基本的によい子供でした。0歳児の頃からあまり人見知りをする事もなく、9ヶ月のころ日本で私の家族、親戚に会いに行った時は、機嫌よく誰にでも抱っこされて愛想を振舞っていました。
息子は、成長するにつれて少しずつ、きちんとなるようになりました。自分のベットでしっかり一晩寝るようになるまでには、更に時間がかかりました。(涙)
そして旦那が息子とよい絆を築くには更に数年かかりました。
まとめ
どこかの記事に「子育てに正解はない」と書いてありましたが、その通りだと思います。新米のママやパパをみると周りの人がいろいろと親切に(?)アドバイスしてくれます。また育児の事を知ろうとネットをみるといろいろな情報で溢れています。子供一人一人は、それぞれの個性がありますし誰一人として同じ環境にいる事はないので、(同じ家庭でも、姉がいる場合(本人が弟)、弟がいる場合(本人が姉)では違う環境だと思います。)他人のアドバイスは程ほどに聞いてできるだけのことをするしかないと思います。(そうでないと鬱になってしまいます。)
完璧を目指さない事、私はそう思って毎日を過ごしています。