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アメリカの田舎町で良いベビーシッターを選ぼうとしたけれど、なかなかうまくいかなかった話

ベビーシッターが必要になる

息子を生んで思ったことは、妊娠する前に産休が整っている仕事についておけばよかったなあということ。まさに「後悔先に立たず」です。まあ、そういう仕事を探したところで見つかったかどうかは、また別の話なのですが。

本当に計画性のなかった私です。産休時の手当てが思ったよりも少ないことが分かったのは(自覚したのは産休に入ってからでした。)本当にだめだめです。

息子が4が月になったころ、仕事に戻ることにしたのです。

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ベビーシッターを探す

さて、仕事はしたいけれど仕事をするには子供を誰かに預けなくてはいけません。ベビーシッターを探すことになりました。

住む町によっては、もっと沢山の選択肢があったり、ベビーシッターの紹介サービスがあるかもしれません。

この町では、

私がベビーシッターが必要だった当時は

  • 地元の広告
  • 電話帳
  • 人づて

くらいです。

今だったら、これに

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が加わるのだと思います。

デイケア施設を訪ねる

まずは、比較的、大規模(その当時町で一番大きなデイケア)なデイケアを訪ねました。

ベビーシッターの先生の案内でいろいろみて、周ったのですが、もう印象が最悪でした。子供の数が多すぎるという印象でした。

費用は予算内だったのですが、このデイケアに息子を預けることは無理と断念しました。

他のデイケア施設は、開園の時間が30分遅くそれでは、仕事に遅れてしまうので、見学にいきませんでした。

友人と話す

さて困ったものです。ベビーシッターがいなくては仕事に行くことができません。その頃はまだ知り合いも少なく、いろいろ聞いて周ったものの良い人がなかなかみつかりません。旦那の同僚の奥さんが息子を見てくれることになりました。

パニックアタック

料金の交渉もうまくいって、その奥さんに息子を預けることになりました。最初はうまくいっていたのです。その方は、私も以前から知っている方でお子さんはもう高校生、子育てにも熱心な専業主婦の奥さんです。

ある日、旦那が「新しいベビーシッターを探さなくてはならない。」と言うのです。理由を聞くと息子がぐずって泣き止まなかったとき(公共の場に居たそうです。)息子をその場に置いてその場を離れてしまったようなのです。パニックアッタクだったようです。たまたま近くにいた人が気づいて旦那さんに連絡してくださったので、旦那さんが迎えに行ってくれて大事には至りませんでした。

今考えても怖いです。

州の認可をとっているベビーシッター

前の経験を教訓にして今度は、きちんと州の認可をとって自宅でベビーシッターをしている方を探そうということになりました。

たまたま仕事の方の紹介であるベビーシッターさんを探すことができました。早速訪ねてみると流石州の認可をとっているだけあって、きちんと家の中を子供たちが安全に過ごせるようにしてありました。

いろいろと説明をうけ、このベビーシッターに息子を預けることにしました。

泣く息子

後にも先にもこの時だけ起こったことなのですが、

息子が朝、息子を預けて仕事に向かう時に大声で泣くのです。

「行きたくないってことですよね。」これはその後のベビーシッターさんのところでもありました。心は痛みましたが、預けてその場を離れました。

そして、ここが違うところ夕方息子を迎えに行くとまた大声で泣き始めるのです。

今度は

「帰りたくない」と言うのです。とても困りました。

このベビーシッターさんも最初は良かったのです。でも次第に良く休むことがわかったのです。息子を預けに行くと玄関に出てきて、「今日は具合が悪いのでお休みさせてもらいます。」というのです。当然私は仕事にいけません。

これが頻繁に何回かあったので次を探すことになりました。

私の知り合いに頼む

いろいろ悩んでいた時に私の知り合いが仕事を辞めることを知りました。当分は専業主婦になるということなのでその方に頼むことにした。

家族のように接してくれ、ほとんどの日は息子のみか親戚の子を預かるという程度でした。

心配だったのは、彼女の家が幼児用の安全対策をしていなかったことです。

幸いにも特に問題がなく息子の面倒をみてもらいました。

ただ、やっぱり安全面については、私が(息子が)ラッキーだっただけかもしれません。

今でも考えさせられます。

その後、何人か知り合いに面倒をみてもらいました。

そして認可のベビーシッターさんに出会うことができ、その方に息子が4歳になるまでお世話になりました。

息子が4歳になったころにデイケア施設を訪ねたところ、息子が気に入ったので、そちらに預けることにしました。

最初にベビーシッターに預けてからこのデイケア施設にいれるまでに8回ほどベビーシッターを変えました。

家族が面倒をみる

私の周りでもなかなかよいベビーシッターが見つからなくて困っている人がいます。親や兄弟に頼む方も多くいます。

私の場合は、私がベビーシッターを探し始めた時期に旦那の家族が他の町に引っ越してしまったので頼ることができませんでした。


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私が思う一番良い方法

子供が小さいころは、良い認可のベビーシッターが見つけられれば一番良いと思います。人数が少ないので1人1人を構う時間が多いからです。

少し大きくなったら認可のデイケア施設がよいかと思います。この時点でたくさんの子供と触れ合ったり過ごしたりすることは、義務教育にあがるまえの良い経験となると思います。

ちなみにプリスクールもあるのですが、預かってくれる時間が短いので利用しませんでした。

週末が仕事の場合

認可のデイケアや認可のベビーシッターの場合は、預けられる時間が平日の日中です。(多少時間帯が異なる時もある)私の周りには、週末に仕事をしている人達がたくさんいます。

こういう場合は、更にベビーシッターを探すのが大変なのです。

息子に対する思い

良いベビーシッターに通わせたいと思いながらも失敗ばっかりで、そのたびに息子に対してすまない気持ちでいっぱいになりました。

子供が安全に楽しく有意義な1日を過ごすのは親の願いなのですから。

息子はどんな様子?

あまりにもいろいろなところにいった為か、どんなシチュエーションにも(そこまで言うのは大袈裟かもしれませんが)順応できる子に育ちました。

また、積極的に人の輪に入っていくことも学んだようです。私も旦那も多少人見知りなところがあるのに、息子はぜんぜんそんなことがないのです。とても積極的でいろいろな人と話すのが大好きです。

まとめ

いろいろな思いや経験をしましたが、今振り返ると「なんとなって良かった」と言う感じです。本当に安心して預けることって難しいです。今なら、知り合いも増えたし、SNSもあるのでもっと選択肢があるのかなとは思いますが、大変な事には変わりがないと思います。

それぞれの事情(場所、払える費用、自分の就業時間)によってパターンはさまざまだと思います。それぞれが大変な思いをして仕事に行っていることだと思います。

私の場合、思ったようにはいかなかったけれど、なんとかなったというところでしょうか。テキサスの田舎町のデイケア事情は、こんな感じです。(2001年から2006年当時)

 

 

 

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