こんにちは、TOMOです。 Dual Credit って聞いたことがありますか? 私も聞いたことはあったのですが、
どういう仕組みなのか、どんなメリットがあるのかしりませんでした。
アメリカの高校生が高校卒業と同時にアソシエイト ディグリイを取得したなんて記事を目にしたことは、
ありませんか?
こう言う事が出来てしまうのがアメリカの高校なのです。
Dual Credit Class とは
Dual Credit Class は、高校の授業です。高校が提携しているコミュニティーカレッジの授業を高校の先生が高校で行なう授業です。この授業を無事に終えると大学の単位を取ることができます。
高校に入って早い時期からこのシステムを利用することで高校卒業と同時に短大卒業ということも可能なわけです。
とは言っても結構大変なので学校で数人いるかいないかだと思います。
また、そういう生徒は、中学生の頃に取れるだけの高校の単位をとっていると思います。Dual Creditをとっても高校の卒業に必要な単位を取れなければ、意味がないですからね。
アメリカの中学校の授業 どんな教科があるの? 必須科目と選択科目
またアメリカの高校生は、高校卒業のための単位をとって1年早くて卒業するという生徒もいます。
TSI TESTをうける
Dual Credit Classを選択するにはまずTSI testを受けて合格しないといけません。大学の授業を受ける能力があるかをみる授業です。TSI TestはThe Texas Success Initiative Assessmentの別名です。とう言うことでテキサス州のテストなので他の州では、少し違うかもしれません。
テストには受験料がかかります。ググッてみたら$29とありましたが息子が受けたときは、 $25だったとおもいます。(2018年、4月)
また、テストは、一度以上受けることができます。息子は一度目で落ちてしまったので2回受けました。ただ、2回目に受けるときに再度受験料を払わなくてはいけません。
テキサス州の大学に行く場合は学校が始まる前にTSI Testを受けることになるかもしれません。先日、息子が行った大学のオリエンテーションで一部の生徒がTSI Test を受けていました。
授業がはじまる
息子が通っていた高校はコミュニティーカレッジよりも1週間早く始まったので最初の1週間は特にすることがなかったそうです。
この頃、一番迷ったのはどこで教科書を買うか借りるかです。結局、コミュニティーカレッジ本屋、Facebookのマーケットプレイスそしてネットの本屋から買ったり、ネットの本屋からから借りたりしました。授業が始まってから買っても遅くなかったです。(ただ、授業が始まると宿題や課題があるので必要ではあります。)
Dual Credit の費用
はじめは、費用は学校持ちだと思っていたのです。そうこうしているうちに学校から手紙が届きました。開けてびっくり請求書でした。
落ち着いてからよくみてみると、費用はコミュニティーカレッジの授業料でそれを更に格安にした値段でした。
それでも色々と不安なので高校のカウンセラーの先生に話に行きました。
ネットニュースで読んだ記憶があるのですが、この費用をサポートするという学校もあるようです。
Dual Credit Classを選択する時の注意点
授業料がかかるので選択する必要があるか検討する必要があります。
テキサス州の州立では、ほとんどの Dual Creditを受け入れてくれます。学校や学部、学科、専攻によっては、コアクラスの単位として認められない場合もあるようです。その場合は、選択科目(elective)の単位となるそうです。
私立大学の場合は、学校によって違うようです。
自分の行きたい大学または、
学部、学科が分かっている場合は調べたほうが良いと思います。
Dual Credit Class をとるかAP Classをとるか
Daul Credit Class もAP Classも大学の単位が取れるクラスです。
Dual Credit Class は、授業を受けてパスすれば、単位が取れますが、
授業料を納める必要があります。
AP Classは、授業料は納めなくてよいのですが、学期末にAP test を受けて合格しなければ、なりません。
これが結構難しいようです。受験料は$50でした。
因みに息子は、 AP Calculus のテストをうけたました。 結果はまだ分かっていないのですが、うかっていたとしても息子の大学では単位として認められないそうです。
人う言うことで Dual Credit Class の方が確実に単位をとれるようです。
Clep Exam
大学に入って自分の自信がある教科のClep Exam を受けて大学の単位を取得することも可能です。
大学によって違うかもしれませんが、
実地している学校は結構あるようです。受験料は、
息子の大学で1科目$120だそうです。
得意な科目であれば受験してみるのもよいかもしれません。
Dual Credit Classのための奨学金制度
Dual Credit Classを受けるための奨学金制度については、学校によって違うと思います。
息子がDual Credit Classを選択したときに高校のカウンセラーの先生と話しにいったのですが、「残念ながら、奨学金制度はありません。」と言われました。
「只、寄付による払い戻し制度があります。」と言われました。この制度は、高校がDual Credit Classをサポートする寄付を募り、それをもとに払い戻し(奨学金)が給付されるというものです。そのため毎年決まった額ではなく、その年度ごとに金額が決められるそうです。学期が終了したあとにその授業を無事パスした生徒におくられます。
先にも書いたように、以前ネットで授業料を高校がカバーするという学校の記事を読んだことがあります。ですから、学校によっていろいろと違うのだと思います。学校のカウンセラーの先生と話したり、既にDual Credit Classをとっている生徒と話すとよいと思います。
Dual Credit Class を選択してよかった点
Dual Credit Classを選択してよかった点が、大学に入った時点で既にいくらかの単位を取得にしているので、その分の授業料を節約できる、または早く卒業する事が出来ると言うことです。
息子の場合は、苦手な英語の単位を高校で取得来る事ができたので、大学1年生の英語(国語)の授業の心配をしなくてよいとよろこんでいます。
もうひとつよかったことは、大学の授業がどんなものか経験できた事です。高校での授業でしたので全く同じと言うわけではないとは思いますが、仕組みを多少なりとも経験する事ができました。
息子が選択した授業のうち一つは、オンラインコースでした。先生とのコミュニケーションもすべてオンラインで高校の先生はアドバイザーとしているだけです。
このクラスは、どの生徒に聞いても難しく分かりにくいクラスだったそうです。課題の提出もすべてネットでです。ネットに不具合があったのかは分かりませんが、提出しようとした課題がうまく受理されなかったことも1度ではありませんでした。
先生にコンタクトを取ろうとメールを送っても返事がすぐ返ってこないこともありました。最終的に時間切れとなり、そのクラスを落としてしまったにですが、その後、高校やコミュニティカレッジのカウンセラーの先生の助けで課題を採点してもらいこのクラスの単位をとることができました。
いろいろと大変でしたが、とてもよい経験になったと思います。
まとめ
息子の場合は、 Dual Credit Class を選択してとてもよかったと思います。進学する予定の大学でも単位が無事受理されました。ただ、いろいろなケースがあるので人それぞれだと思います。受理されない単位のクラスを選択してしまうとお金がもったいないですから。分かることに基づいて(大学、学部、選考)出来るだけ調べることがよいと思います。
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