バンドバンクェット が開かれる
アメリカの高校などでは、スポーツのシーズン終了後や年度末にバンクエットが開かれます。フットボールバンクェット、ソフトボールバンクェット、バンドバンクェット、アカデミックバンクェットなど各グループが行います。
バンクェットの意味を調べてみると
ネットでバンクェットの意味を調べてみると(大勢の人が出席しての正式)宴会; ごちそう、晩餐会、パーティーと書かれていました。
アメリカの高校のバンクェットは、そこまでかしこまったものではなくお食事会という感じのものがほとんどだと思います。またホームパティーのような感じで行われることもあります。
へんな言い方をするとお金持ちが集まる町では、盛大に晩餐会のように行われる可能性があるかもしれません。
バンクェットが開かれる場所
ほとんどのグループが学校のカフェテリアで行われます。バンドバンクェットもカフェテリアで行われました。一部の保護者の方がテーブルを綺麗にセッティングをされていました。カントリークラブなどで行われることもあるようです。少ない予算で素敵なバンクェットになるように皆さん工夫されます。
服装は
服装はきちんとしたものを着ていくことを求められます。スーツの子供や親もいましたが男の子は、シャツかポロシャツにズボン、女の子はドレスといった感じです。アメリカ人の服装はとてもカジュアルなので(特に私が住む田舎町では)きちんとした服装をする場所でもかなりカジュアルな格好で来る人もいます。日本人の感覚でドレスアップするとういてしまうかもしれません。
食事は
食事は地元のレストランからケイタリングをすることがほとんどだと思います。今回はBBQのレストランからのケイタリングでした。とてもおいしかったです。
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バンクエットが始まる
参加者が席について、食事もほぼ済ませるとバンドディレクターが壇上にたってスピーチをされます。
今年は秋のマーチングバンドのUILコンペティショでも春のコンサートバンドのUILコンペティションでも良い成績を残したのでSweepstakes Bandと呼ばれるそうです。またそれを記念してパッチをつくって生徒に渡されました。
パッチは
パッチは、アメリカの高校生のステータスであるLettered Jacket(スタジャン)につけるワッペンのことです。
実際のワッペンです。息子はまだLettered Jacketを持っていないのでしっかり保管しておきたいです。
賞の発表
バンドが生徒に与える賞は2つでバンドに一番貢献した人に与えられるSemper Fi Awardと音楽に優れているひとに与えられるJohn Philip Sousa Awardです。毎年学校のバンドホールにあるプラックに受賞者の名前が加えられます。
受賞者は特に最上級生というわけではなくバンドメンバー全員が候補者です。
卒業生をたたえる
卒業生は、これまでの活動をたたえられ、一人一人名前が呼ばれて壇上で卒業式でつけるリボンを渡されます。バンドディレクターの先生からの贈り物も渡されました。
また卒業生一同からバンドディレクターの先生への贈り物も渡されました。
1年を振り返る
一年間の活動の写真を集めたスライドショーが行われました。とても良かったです。学校内での毎日の様子から、アメリカンフットボールの試合での様子、UILコンサートや他のイベントでの様子をみることができました。
来年度のリーダーを発表する
来年度のリーダーが発表されました。先日行われたドラムメジャーとセクショナルリーダーの選考会の結果発表です。今年度のリーダーから来年度のリーダーにバトンタッチがされたわけです。
最後に
最後にバンドディレクターの先生が締めのスピーチを行って会は終了しました。とても良い会だったと思います。