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アメリカの中学校の授業 どんな教科があるの? 必須科目と選択科目

アメリカの中学校の授業

アメリカの中学生は、一人一人が自分の時間割に従って、授業を受けます。1時限目から直接、自分の時間割の教室に向かうのでいわゆる朝のホームルームの時間はありません。

一応、担任の先生とホームルームクラスがあって、そのクラスで時間を過ごす事もあるようですが、毎日と言うわけではないようです。

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中学校の時間割

Regular Bell Schedule

 
8th grade
Start Time End Time Length
Before School Academic Support 7:45 AM 8:05 AM 20 min
1st Period 8:09 AM 9:07 AM 58 min
2nd Period 9:11 AM 10:09 AM 58 min
3rd Period 10:13 AM 11:18 AM 65 min
4th Period 11:22 AM 12:20 PM 58 min
Lunch 12:20 PM 12:50 PM 30 min
5th Period 12:54 PM 1:52 PM 58 min
6th Period 1:56 PM 2:54 PM 58 min
7th Period 2:58 PM 3:56 PM 58 min

 

7th grade
Start Time End Time Length
Before School Academic Support 7:45 AM 8:01 AM 16 min
1st Period 8:05 AM 9:03 AM 58 min
2nd Period 9:07 AM 10:05 AM 58 min
3rd Period 10:09 AM 11:14 AM 65 min
Lunch 11:14 AM 11:44 AM 30 min
4th Period 11:48 AM 12:45 PM 57 min
5th Period 12:50 PM 1:48 PM 58 min
6th Period 1:52 PM 2:50 PM 58 min
7th Period 2:54 PM 3:52 PM 58 min

息子の通う学区の中学校の時間割はこんな感じです。カフェテリアの大きさの関係で7th Gradeと8th Gradeではお昼の時間がずらしてあります。

アメフトのシーズンはPep Rally(壮行会)があるので、少し違う時間割になります。

Before School Academic Supportの時間は、先生に質問するだけでなく、朝食をカフェテリアでとったり、友達とおしゃべりをしたり、友達と宿題の答えあわせをしたりしています。

この時間生徒は、各教室ではなく、体育館かカフェテリア(隣接している)で過ごします。

授業は毎日同じ時間割です。例えば月曜日の1時限目の授業が数学の場合は、火曜日の1時限目の授業も、水曜日も木曜日も金曜日も数学です。


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選択科目を選ぶ

小学6年生の終わりのほうになると、中学1年生でとる授業を選びます。中学校から先生がきて説明会が開かれます。

でもはっきり言って、よく分かりませんでした。中学生や高校生のお子さんのいる保護者の方にいろいろ聞いたり、先生に質問したりしました。

息子が小学6年生のときは、書類に記入して、親がサインをして提出するという形だったのですが、今は、多分ネットでレジスターするというかたちだと思います。

必須科目(コアクラス)

まずは、必須科目(コアクラス)の選択をします。

必須科目は国語、数学、理科、社会です。Pre-Ap Class(Advance Class)を選択するか、Regular Classを選択するか決めます。

クラスの変更は後からでもできるので、Pre-Ap Class(Advance Class)を選択したいけれど授業についていけるか心配な生徒もとりあえずPre-Ap Class(Advance Class)を選択してみるのもありです。

先生に相談してみるのも良いと思います。

選択科目(Electives)

7th grade

  • Art 7
  • Athletics  Athletics の授業をとっていない生徒はP.E.(Fitness and Wellness)をとることになります。息子が通う学区の中学校では、選択できるスポーツが少ないのが残念なところです。

男子 Football,Basketball,Cross-Country,Track&Field

女子 Volley Ball,Basketball,Cross-Country,Track&Field

  • Band 吹奏楽
  • Choir 合唱
  • Health 保健
  • Fitness and Wellness 体育 この授業をとっていない場合は、Athleticsの授業をしています。
  • Read 180 Spelling beeに参加するのはこのクラス
  • Spanish 7 外国語
  • Technology  Applications 7 
  • Teen Leadership このクラスではディベートとかスピーチとかをやるのですが、息子が好きな授業の1つでした。
  • Robotics 小学校のときからRobticsに参加している生徒がこの授業をとることが多いようです。
  • Yearbook アルバム作り 限られた数の生徒だけがこの授業をとることが出来るようです。

8th grade

  • Art (High School Credit Class)
  • Athletics
  • Band
  • Choir
  • Fitness and Wellness
  • Health
  • Outdoor Education
  • Professional Communications (High School Credit Class)
  •  Spanish I (High School Credit Class)
  • Theatre 演劇
  • Business Information Management (High School Credit Class)

8th gradeと7th gradeで違うところは、8th gradeでは高校の単位を取得する事ができる授業があることです。

これを上手く利用して、高校卒業に必要な単位を早く取得する生徒もいます。選択科目によっては、必要な単位を取得するために2年間同じ教科を選択する必要がある場合もあります。

他の教科との組み合わせを良く考えて選択する必要があります。

また、定員のある教科もあるので希望を出す時は、第一希望、第二希望、第三希望を記入します。第一希望の教科を選択できるとは限らないのです。

選択できる科目の種類

選択できる科目の種類なのですが、息子の学区の今年の選択科目を挙げました。実際に息子が中学校に通った時点であったクラスがなくなっているのに気づきました。理由は分かりませんが、数年後とにかわるのかもしれません。

また、学校や学区によってはもっといろいろな選択科目があると思います。いろいろ調べてみるのもよいかと思います。

息子が中学生のときにとった科目は、Athletics, Teen Leadership, Speech,Healthです。

息子が中学生のときにとったHealthの授業は、実は、High School Credit Classだったのですが、息子が高校生になった時点で、Healthの単位は必須では、なくなっていました。ですが、今年は、Healthの単位が必須となったようでまだHealthの単位をとっていない子は困っているようです。(2017年度)

Healthの単位は、高校でとるほうがはるかに大変だそうです。

アメリカの学校では、単位をうまくとって1年早く高校を卒業したり、高校卒業と同時にassociate’s degreeを取得する生徒も居ます。中学生のときから上手く計画をたてて単位を取得する生徒も居ます。

アメリカの学校では、学校、学区そして州によってかなり違うと思います。また、毎年細かい事が変わるのでその辺りを考慮する必要があります。

 

まとめ

アメリカの中学生は、高校でとる単位も視野にいれて選択科目をとっています。変更が必要な場合は変更する事も可能です。

アメリカの中学生の授業はこんな感じです。

 

 

 

 

 

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