社会の課題
新学期が始まって早々、息子が社会(歴史US history)の授業の課題を家に持って帰ってきました。
息子、「歴史の授業でFamily Treeを作る課題が出たので協力してほしい。」
私、「いいよ。何が知りたいの?」
息子、「家族の名前を6世代さかのぼって調べなくてはいけないんだ。」
私、「私はひいおじいちゃん、おばあちゃんくらいの名前はわかるけれどそれよりも先はわからないよ。」
息子、「あと、そのうちの何人かについては、どんな人生を送ったのか少し詳しいことが知りたいのだけれど。」
と言うのです。いつも家族のことは、話していますが詳しいことを分かりやすく説明するのは、結構難しいものです。
その上、いざいろいろな情報を息子に提供しようと思っても自分のもっている情報が結構曖昧なのに気付きました。
幸い、私側のほうの家族は、祖父が亡くなったときに、家族の名前を記したものを叔父からもらったのでそれを見ながら、名前を息子に教えることができました。
旦那のほうは、旦那のほうで、Family Bibleに自分が知っている名前を記していたのでそれを参考にしました。
情報を集める
旦那や私が知っている情報だけでは、課題を仕上げるのに不十分だということでおじいちゃん、おばあちゃんに話を聞きに行くことになりました。
幸い課題期限は一週間。土曜日におじいちゃんに会いに、日曜日におばあちゃんに会いに行くことになりました。
おじいちゃんの家
私は一緒に行くことができなかったのですが、息子の質問にできるだけ答えてくれたようです。資料を用意してくれる予定だったのですが、ここ最近引っ越したばかりで何が何処にあるかわからなかったらしいです。
それでも、いろいろと思い出しながら、いろいろと語ってくれたそうです。
おじいちゃんが、語るのを聞きながら、メモをとり、後から詳しく聞きたいことを質問したそうです。
息子とおじいちゃん
息子とおじいちゃんはお互いに愛情はもっているものの普段は、余り話すことがありません。
息子としては、何を話してよいのか分からないのです。
そしておじいちゃんは耳も遠い。。。。。
今年に入って、具合が悪かったおじいちゃんは、あまり行動的なことはできません。
今回の社会のプロジェクトは、そんな二人に共通の話題を与えてくれました。
いつもは、旦那とおじいちゃんが話しているのを横で聞いているだけの息子が、積極的におじいちゃんと話せたのは、とても嬉しい事です。
おばあちゃんの家
若い頃から勉強が好きだったおばあちゃん、さすがです。いろいろと資料を用意してくれていました。
とても古いFamily Bibleを観れたのはとても貴重でした。名前だけなら6世代かそれ以上は記してあったので、それが分かっただけでもすごいことです。
また、親戚の方でおばあちゃんの祖母とその家族について調べて本を書いた人がいたので、その本もみせてもらいました。
こういう事って、このような機会が無い限り意外と話さないものです。
息子とおばあちゃん
息子とおばあちゃんは、普段からとても仲良しです。
時々、電話でも話しているようです。
それでも、今回の課題はおばあちゃんにとっても息子に家族の事をつたえる良い機会でした。
古い写真なども出してきて、思い出話に花が咲きました。
私の家族 日本の家族
私の家族については、私が分かる範囲で話しました。
日本のおばあちゃんとも話す機会がつくれればよかったのですが、今回は時間が足りなくて無理でした。
今度是非そういう機会をつくりたいと思います。
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結果は?
課題は、ポスターボードに名前などを記したFamily Treeを書いて、細かい事は、メモしたり、記憶したりしていました。授業では一人一人が前に立って、プレゼンテーションをしたそうです。
そして、成績がつきました。
満点もらったよ。
と息子が笑顔で報告してくれました。
まとめ
今回は、課題を仕上げるまでの時間がなかったのに協力してくれたおじいちゃん、おばあちゃんに感謝です。
それ以上に親子3世代が一緒に会話をすることができる良いきっかけにもなりました。
とても良い経験となりました。