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アメリカの高校生のアメフト選手の体作り その1

Strength and Conditioning camp

息子の通う学校も夏休みに入ると学校主催のいろいろなキャンプがあるのですが、その1つがStrength and Conditioning Campです。アスレティックスの授業をとっている生徒全員が参加する事ができるのですが、(参加費がかかる)アメリカンフットボールの選手は全員参加することになっています。

アメリカンフットボールの選手は一年を通してウエイトトレーニングなどをして体を鍛えているのですが、このStrength and Conditioning Campでアメリカンフットボールのシーズンのための体をつくっていきます。

Campは週4回で一日1時間半ぼど行われます。何人かのコーチが交代で参加し指導をしてくれます。基本的に行う事は決まっているようですが、その日のコーチによって多少違うようです。

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月曜日のトレーニング

4 Drills on the Field  

まずは4つの運動がアメリカンフットボール場で行われます。

  • Bags 線上にならべられている重りの入った袋をジャンプして行きます。
  1. 片足ずつ跳ぶ(1foot)
  2. 両足で跳ぶ (both feet)
  3. 交互に跳ぶ(shuffle)

前後に進む10フィート、跳んだ後5ヤード走ります。これを2セット行います。

その他にもコーチによって違う跳び方もするようです。

  • 5-10-5

線の上に並んでまずは5ヤード前に進むそして逆の方向に10ヤード進む(最初に並んだ線を通り越す。)

  1. 前向きに全部走る
  2. 前向きに5ヤード後ろ向きに10ヤードそして前向きに5ヤード走る
  3. 足を交差させて走る

そのほかコーチによって他の事も取り入れます。5-10-5は時間があるだけ行うと言う事なので、コーチがよしと言うと言うまでやるということなのでしょう。

  • Calisthenics
  1. high knee 膝を高く上げて歩きます
  2. A-skip high kneeをゆっくり行う 注意点は体のフォームです
  3. B-skip A-skipにキックを加えたものです
  4. Broad jump 立ち幅跳び
  5. Skip for Height 高くスキップします
  6. Fast feet slow hand 足を小刻みに速く動かすと共に腕はゆっくりと動かします。

これを10ヤードずつやります。

  • Speed ladder

はしごのようなものがフィールドに置いてあります。

  1. 片足ずつ1つのマスに入れて進む
  2. 両足を1つのマスに入れて進む

この基本的な2つの走り方に一直線に前に進む事、左右に動きながら前に進む事、横向きになって前後に足を入れていきながら横に進むなどバリエーションを変えて走ります。


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Weight Room

4つのトレーニングが終わると今度はウエイトルーム移動してウエイトトレーニングを行います。

  • 最初の月曜日 6X2トレーニング

自分のMAXウエイトの75%のウエイトを2回あげることを6セット行います。

  1. Squat
  2. Bench Press
  3. Power Clean
  4. Incline Bench press

の順番で行われます。

  • 次の水曜日 6X3トレーニング 3回を6セット
  • 次の月曜日 6X4トレーニング 4回を6セット
  • その次の月曜日 6X5トレーニング 5回を6セット
  • その次の水曜日 6X6トレーニング 6回を6セット

そしてその次からはMAXウエイトの80%のトレーニングとなります。6X2トレーニングから始まります。

40s

ウエイトルームでのトレーニングが終わった後はまたフィールドに戻って走ります。

  • Run 40yard Jog 20 Run 40 40ヤードをダッシュで走って20ヤードをゆっくり走ってまた40ヤードダッシュをする。

これを6回かそれ以上コーチがよいと言うまで行います。

以上が月曜日のトレーニングです。

水曜日はほとんど月曜日と同じ事が行われます。また、コーチによって内容や量が多少変わるそうです。

このようにしてアメフト選手は体作りをしています。

 

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