こんにちは、Tomoです。
高校アメフト部の2017年度シーズンが始まりました。
シーズン最初の練習試合も終え、来週の練習試合に向けて始動しています。
今年は、9月1日に公式戦が始まります。いよいよ本格的にシーズンが始まるのが楽しみです。
アメフト部の構成
高校アメフト部は、Varsity(1軍)、Jr,Varsity(2軍)、Freshman Team(3軍)に分かれています。(息子の通うアメフト部の場合)
今年のアメフト部は、2軍と3軍の分け方が少し違うようなようすなのですが、まだ確かめる事ができていません。
また、コーチの入れ替わりも結構あります。学校の規模は真ん中くらいなので、大規模の学校のコーチの職を得て移動する方や小規模の学校の上のコーチの職を得て移動する方などいろいろです。
前年度とコーチやスタッフが全員同じと言う事はありません。
選手たちは、その都度、臨機応変に対応していかなくてはならないのです。
コーチが変わる
- アスレティクディレクター
学区や学校の人事異動でコーチやスタッフが変わるのですが、アメフト部にとって、一番影響するのはアスレティクディレクターです。アメフト部だけでなく、運動部全体を統括するポジションなので、アスレティクディレクターの方針によっていろいろ変わってくると思います。
- オフェンシブコーディネーター ディフェンシブコーディネーター
オフェンスの選手は、オフェンシブコーディネーターがどんなコーチか、どんな選手を好むかによってプレイする機会が変わってきたり、先発選手になれる機会が変わってきたりします。
息子は、昨年これを経験しました。息子がまだ2軍だった、高校1年生のときのオフェンシブコーディネーターは、息子の能力をかっていてくれて、高校2年生のシーズンは1軍スタートとなりました。しかし、このオフェンシブコーディネーターがほかの学校に移り新しいオフェンシブコーディネーターとなりました。
息子は、新しいオフェンシブコーディネーターが好むタイプの選手ではなかったので、なかなか出場機会がありませんでした。
同じようにディフェンシブコーディネーターによっても好みがいろいろあると思います。
- ポジションコーチ
練習などで一番身近なのがポジションコーチです。例えば、オフェンシブラインで誰がどのポジションになるかは、ポジションコーチによるところが大きいです。もちろん最終的なことはアスレティクディレクターやオフェンシブコーディネーター、ディフェンシブコーディネーターと話し合われて決められます。
息子は、ポジションコーチにチャンスを与えてもらった事がきっかけで出場機会が増えました。
出場機会があってもなくても地道に練習に励むことは、とても大切です。
高校アメフト選手の体格 体が小さくても背が低くても諦めない
アメフトと言うスポーツは体格やタイプによってつくポジション、つけるポジションがかなり決まってきます。
という記事にも書いたのですが、典型的なポジションと体格の関係というものがあります。
ですが、高校レベルで全選手がその例に当てはまるかといえばそうではありません。もちろん、日本の高校野球の強豪校のように、アメリカの強豪校ではそういう選手がそろっていると思います。特に大規模な6Aの学校ではそういう選手がそろっていると思います。ですが、普通の学校ではそうではありません。
たまたま、体格の良い選手がそろっているシーズンもあれば、そうでないシーズンもあるのです。ですから、高校レベルでは、皆に諦めないで頑張って欲しいものです。
息子のアメフト部のラインは実は、先発より控えのほうが平均身長が高いのです。今は背が低くても体が小さくても鍛えていけばいいのです。
ただ、ウエイトトレーニンフでは、先発選手全員10位以内に入っています。
こんな感じのウエイトトレーニングをしています。
マックスウエイトに挑戦する(アメリカの高校のアメフト選手が限界に挑戦する)
順位はマックスウエイトによって決まります。
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高校アメフトでポジションを勝ち取る
高校アメフトでポジションを勝ち取るにはいろいろな要素があると思います。
- コーチの好む選手 戦略
これは、選手自身ではどうしようもないのですが、アスレティクディレクターやオフェンシブコーディネーターやディフェンシブコーディネーターの好む戦略や好む選手というのはどうしてもあるようです。
これは、仕方ないことなので、あまり気にせず練習に励むしかありません。
- そのシーズンの選手の層
選手の層は毎年違うので選手の層があまり厚くないポジションがあった場合はチャンスです。学校によって違うと思いますが、1年生でも1軍で起用されることもあります。また、次の年のチームの選手層を見越して、1軍の控えとして起用される選手もいますが、この場合その年にあまり試合に出場する機会はないかもしれません。
選手によっては、1年我慢しなければならない場合もあるようです。(または、他のポジションで起用される)
昨シーズンスター的なQBいたアメフト部です。今年のQBは昨年はSlot Receiverとして出場することのほうが多かったです。
1軍で控えになるか、2軍の先発になるか、選手やポジションンによっていろいろです。
因みに2軍の試合に出場した場合、(この学区では木曜日)その選手は、金曜日の1軍の試合には、サイドラインに立つ事は出来ても試合でプレイすることはできません。(UILルール)
- 基本的なことはしっかり守る
スター選手でなんとなく優遇されている選手はどのチームにもいると思います。 そういう選手の子とはあまり気にせず、割り切って自分は自分と練習や試合に励むしかありません。結果はついてくるものです。
練習を休まない、時間厳守する、練習には100%の力で臨むなど基本的なことはとても大切です。
理不尽なこともある
人数が多いアメフト部の中では、理不尽な事もたくさんあると思います。自分は、頑張ったのにコーチの目に留まってらなかったり、自分の役割を果たしたのにそうでないといわれたりということはよくあるあることのようです。
選手たちは自分の中で消化したり、選手同士で消化したりしているようです。
またアスレティクディレクターやオフェンシブコーディネーター、ディフェンシブコーディネーターに言われた事はポジションコーチが上手くフォローを入れてくれているようです。
息子の場合は、高校1年生のアメフトのシーズン初日は3軍スタートでした。中学生のときに1軍で仲の良かったチームメイトはほとんどが2軍スタートだったので、かなり不満だった様です。当時私には、そんなそぶりはあまりみせていませんでしたが。
同じオフェンスラインのチームメイトが
心配するな、すぐに2軍にあがれるよ。
と励ましてくれたようです。その言葉のとおり、2日目には2軍にあがることができました。
理不尽な事が続いたり、極端な事があったりしたとき
息子の場合は、幸いこういうことはないのですが、理不尽な事が続いた場合は、コーチに話にいったり(面談)、極端な場合は学校と話したり、最悪の場合は学校を変わったりということもあるそうです。だたシーズン途中に学校を変わると試合に出場できないので、難しいところです。
親として出来る事
親としてできることは、見守ってあげることくらいしかありません。
高校1年生や高校2年生でまだ運転免許をもっていない選手の送り迎えは、親の責任です。練習や試合、ミーティングへ時間厳守でいけるように送り迎えをしなければなりません、
まとめ
部活動をしていく中で、良い事も悪い事もあると思います。高校生たちには、諦めずに練習に励んで欲しいものです。そしてなによりも楽しんでもらいたいものです。
親としては、見守っていきたいと思います。