高校アメフト 体を鍛える メンタルを鍛える 

高校アメフト 体と精神

高校アメフトのシーズンが本格的に始まるのは8月からです。どれまでは、プレイの基本などを覚えるスプリングフットボール(春に行われる練習はこう呼ばれています。試合はありません。)5月、6月に行われる7on 7footballなどがありますが、防具をつけて練習する事はありません。

秋にシーズンが終わるとアメフトはオフシーズンにはいります。

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体を鍛える

オフシーズンに入るとアメフト選手は、ウエイトトレーニングに力を注ぎます。シーズン中もウエイトトレーニングをするのですが、ウエイトトレーニング以外のことにかなり時間がとられるようです。

息子がオフシーズンになるとウエイトトレーニングの話をよくするようになります。

息子の通う学校では、年に2回マックスウエイトに挑戦します。

それによってグループが決められ、グループごとにウエイトトレーニングが行われます。学年は関係ないようです。

あげることが出来る重量が同じくらいの選手が同じグループでトレーニングしたほうが安全でもあり、効率もよいようです。

息子たちがどんな感じでウエイトトレーニングかはアメリカの高校生のウエイトトレーニング(アメフト選手)マックスウエイトに挑戦する(アメリカの高校のアメフト選手が限界に挑戦する)という記事にかきました。

精神を鍛える

ミーティング

アメフトのシーズンが始まると感じたのは、ミーティングが結構あると言う事です。試合の前の日には、次の日の試合についてのミーティングがあります。

また、試合の次の日にもミーティングがあります。そのほかにも朝、授業前に必要に応じてポジションごとにミーティングがひらかれることもありますし、毎日あるアスレティックスの授業の中でもミーティングがあることがあります。

選手のスピーチ

また試合の日には試合前に、Seniorの選手(メインの選手)がロッカールームでスピーチをしたり、 その週の掛け声を決めて皆で声だしをしたりしているようです。

Seniorの選手のスピーチを一度きく機会があったのですが、なかなかのものでした。息子によるとどのスピーチもとてもよいもので、対戦する相手によって工夫されているということです。


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意識を高める

選手たちの意識を高めるためのいろいろな言葉を選手たちは覚えます。10ページくらいのパケットをもらうようです。

始めのページにはコーチのスピーチが書いてあります。

次に毎日の練習で気をつけることが記されています。

  1. Your Practice attitude 練習態度
  2. Your Grades 成績
  3. Your Conditioning 体調
  4. Your Leadership リーダーシップ
  5. Your proper rest 休息
  6. Your Fundamentals and technique 基本と技術
  7. Unselfishness 自己中にならないこと
  8. Enthusiasm 熱意

そして、次にルールが記されています。

  1. Play and practice one play at time ワンプレイごと練習する
  2. Work to get better each play 毎日上達するようにこころがけて練習する
  3. Play aggressive football 攻撃的なフットボールをする
  4. Play with your heart and your head 熱意をもってそして頭をつかってプレイする
  5. OUT HIT and OUT HUSTLE 誰よりも強く、誰よりも一生懸命に

パケットで渡されるだけでなくミーティングでもこういった言葉やそれにまつわるはなしがあるようです。

そのほかにもいろいろな言葉で意識を高めています。

練習態度

練習態度については、Strive for excellenceということが求められています。そのためには

  1. Class 格
  2. Discipline 鍛錬
  3. Dedication 専念
  4. Aggressiveness 強気 攻撃的
  5. Total Effort 総合的な努力

どのように練習にのぞむべきか、試合で結果をだすために練習で必要なことは、まいにち必要なことは何かをつねに考えさせられているようです。

意識を高めるための言葉

  • Cumulative Results 積み重ねによる結果
  • Achievement 成果
  • Price 代価
  • Persistence 根気のよさ 粘り強さ
  • Responsibility 責任
  • Opportunity 好機

 

このパケットですが最後に

It’s All in a State of Mind

という詩で締めくくられています。

どれだけ、心構えや自分の気持ちが試合がプレイに影響するか、成功するにはどういった心構えでのぞむべきか書かれています。

まとめ

アメフト選手は、オフシーズンにもトレーニングをしてシーズンのための体つくりをし、シーズン中は、成功する為の心構えを叩き込まれます。

コーチたちは、時には厳しく、時には、ユーモアあふれる指導をしています。全体を意識した指導と個人に対する指導がおこなわれています。

あまり、結果がよくなかった試合でも個人がよいプレイをした時は、認められます。

また、結果がよかった試合や試合のなかのプレイでも個人のプレイがだめだった時は、それをきちんと指摘されています。

チームとして、個人としてどんな選手であるべきか常に意識して練習や試合にのぞんでいるようです。

 

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