オフェンスとディフェンスの違い
こんにちは、TOMOです。
アメフトのオフェンスとディフェンスの違いってもちろん、攻撃と守備の違いなのですが、それによって同じようなポジションでも結構違うのです。
攻撃が好きな選手、守備が好きな選手、高校生になるといろいろ自分の好みがでてきます。オフェンスのほうが楽しいと感じる選手もいれば、ディフェンスのほうが楽しいと感じる選手もいます。
高校生になるとほとんどの選手はオフェンスのみまたはディフェンスのみプレイすることになります。
それでも何人かの選手はプレイによってはいくつかのポジションを掛け持ちしたり、チーム構成によってポジションが変わることもあります。
オフェンスラインとディフェンスライン
息子がラインマンなので、どうしてもラインの話ばかりになってしまうのですが、
息子が小学生のときアメフトを始めた時は、オフェンスもディフェンスも両方やっていました。
アメフト1年目(10歳の時)の写真をみたら、レフトガード、ディフェンシブエンド、そしてパントの時だけセンターをやっていました。懐かしいです。
それから、ラインのほかのポジションを色いろ経験し、中学2年生オフェンシブラインになってからは、OL一筋です。
以前はディフェンスも好きだったのですが、いまはオフェンスがとても好きだそうです。
そんなんでいいのかとは思うのですが、実際、ディフェンスはオフェンスよりもかなり走るし、練習でも走る事に力をいれています。
オフェンスラインとディフェンスラインの違いは
- オフェンスはそれほど走らなくてよい。ディフェンスはオフェンスに比べてかなり走る必要がある。
- オフェンスは、プレイを覚える必要がある。ラインの選手は、スキルの選手ほど細かいことを覚えなくてよいようですが、どのプレイのときにはどういう動きをしなくてはいけないか頭に入れておく必要があります。
- ディフェンスの選手は、オフェンスの選手に比べて足が速く持久力もあると思います。
ラインの選手の注目度
ラインの選手は、まず試合で注目されることはありません。試合のアナウンスで自分の名前が呼ばれる事は、まずないのです。可能性があるとすればファンブルリカバリーくらいだと思います。
彼らがよいプレイーをしてファーストダウンとなっても注目されるのは、他の選手です。逆にプレイが決まらないとラインがダメだからということになるのです。
彼らは、プライドをもってプレイしているのであまり気にしていないようです。そういうものだと分かっているからです。
ただ、逆にラインがブロックをはずしてもQBがうまくやってくれてファーストダウンとなることもあります。きちんとみていないと分かりにくいし、だれもラインがミスったことは言いません。もちろんコーチは見逃しません。
ラインが注目される時は
ラインの選手が注目されるのは、シーズンの始めにこのエリアの高校アメフトマガジンが配布されます。もちろん1番注目されるのはQBですが、各ポジションから選手が選ばれるので、選ばれるとちょっとは注目されます。
そして、シーズンが終わるとAll State TeamやAll District Teamが選ばれるのですが、これに選ばれると少し注目されます。
Texas All State Team
各グループ(学校の規模によってわかれている)ごとに各ポジションのMVP,FIRST TEAM(1番手の選手)、SECOND TEAM(2番手の選手)そしてHONORABLE MENTIONS(その他の活躍した選手)が発表されます。
ライン以外のポジション
ライン以外のポジションは、オフェンスとディフェンス両方とも走っていると言う印象が強いです。また、練習のときはそれぞれのコーチによって違うようです。
WRは練習のときすごく走っていますよ。行ったりきたり何度も何度も走っています。
QBをはじめ、オフェンスのスキル選手は、細かいプレイも覚える必要があるようです。
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注目されるポジションは
さて、アメフトで注目されるのはどのポジションでしょうか。
QB クウォーターバック
アメフトで注目されるのは、まずQBです。野球で言うところのピッチャーですね。よいプレイがあったときは、QBが称えられ、プレイが決まらなかった時は責められます。よくも悪くもとても注目度の高いポジションです。
NFLをあまり知らない人でもQBの名前は知っていると言う人も多いと思います。わたしもそうです。同じように高校アメフトでも町の人は、その年のQBの名前は結構知っています。(地元の新聞のスポーツ欄の記事で目にすることが結構あるので)
WR ワイドレシーバー
次に注目されるのは、WRかなと思います。QBからのロングパスが通ったときは、すごく興奮しますものね。アナウンスもされるのでかなり目立つポジションだと思います。
RB ランニングバック
RBも注目されるポジションのひとつです。特に良いランニングバックがいて、ランプレイが多いチームでは、かなり注目されるポジションだと思います。
LB ラインバッカー
相手の攻撃をとめるディフェンスの要であるラインバッカーも注目されるポジションです。実際にボールを持っている選手をタックルして止めるのはこのポジションですから。(注:このポジションの選手だけがボールを止めるとは限らない)
CB コーナーバック
相手のWRについてパスを阻止するのがコーナーバックです。今年になってはじめてこのポジションって結構注目されるんだと思いました。
ディフェンスよりオフェンス
やはり点をとるオフェンスのほうがディフェンスより注目されているように思います。レシーバーは、パスが通っても通らなくてもアナウンスで名前が呼ばれるので。あまりにもパスが通らないと悪い意味で注目されてしまいます。
アナウンスの例
QB XXXX pass to WR XXXX completed. XXXX(チーム名)first down.
QB XXXX pass intended to WR XXXX incompleted.
って感じです。
まとめ
アメフトってポジションによっていろいろと違うんです。ですから、QBやWR以外のポジションにも目を向けて試合をみてみると楽しいとおもいます。
私もまだまだ分かっていない事も多いので、息子の試合観戦を楽しみながらアメフトの事を知って行きたいと思います。
来年の高校アメフトも楽しみです。
はじめましてTOMOさん
アメフトの情報をいろいろと調べていたところ、
こちらのサイトに辿り着き、気になったのでブログ読ませていただきました。
現在中学生の息子さんがアメフトをなさってるんですね。
しかもポジションはラインというから中学生とはいえ、
いい体格してるのかなって思いました。
ラインは悪い意味でしかあんまり注目されないとのことですね。
私は大概決まってプレー開始時にはOLに注目します。
じゃないと次のプレーがランプレーなのかパスプレーなのか判断できませんからね。
OLがスクリメージを越えればラン、越えずに受け身の姿勢をとればパスと判断します。
判断は置いておいても、ライン戦は主戦場なので、やっぱり注目します。
特にランプレーの場合、OLが息を合わせて相手ディフェンスをあらゆる方向から
ブロッキングする姿はまさに芸術です。
確かに多くの観客はランプレーでもパスプレーでも注目するのはボールキャリアーです。
しかし、フィールドに立っている選手達は、皆ライン戦の重要性をわかりきっているはず
ですし、彼らにとってラインマンほど存在感の大きなポジションは他にないでしょう。
そういう意味でもラインというポジションは花形ポジションではありませんが、
間違いなく試合を決定付ける”主役ポジション”だと思います。ラインマンとしてプレイする
ということはアメフトの最大の醍醐味を味わえるということです。
では、試合を通して最も目立たない(注目されない)ポジションは?と問われれば
迷わず答えましょう。それはセーフティ(SF)だと。
初めまして、大和さん
コメントありがとうございます。
そうですね、セイフティそうかもしれません。
選手たちは、ラインの重要さは、分かっているようです。
でも、観客やメディア(地元の新聞や学校の新聞)から名前が挙がるのはどうしても花形ポジションなんですよね。
本人たちは、さほどしにしていませんが。ランプレイのときのOLの動きをみるもは私も好きです。たまに息子にhudlでプレイバイプレイを見せてもらうのですがとてもおもしろいです。
大和さんがアメフトが好きなことがコメントからうかがえてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。