高校アメフトの試合をするときに注目したいこと アメフトシーズンが始まるよ
こんにちは、Tomoです。
7月も下旬となりました。もうすぐアメフトシーズンが始まります。
高校生たちは、8月に本格的な練習をはじめます。7月までは、体作りが基本です。今週は時間に余裕がある夏休み最後の週です。長い夏休みもあっという間に過ぎてしまいますね。
そして8月中旬には、練習試合が、そして公式戦が始まります。
アメフトの試合は、攻撃側がボールをタッチダウンして点を取っていくスポーツですが、ボールの動き以外にも注目すると面白いことがたくさんあります。
保護者ミーティング
毎年、年度末に保護者ミーティングがあります。
人数が多いので、新1年生のオフェンスの選手の先週の保護者、新1年生のディフェンスの選手の保護者、新2-4年生のオフェンスの選手の保護者、新2-4年生のディフェンスの選手の保護者に分かれてミーティングが行われました。
息子は、新3年生なので私は、新2-4年生のオフェンスの選手の保護者のミーティングに参加しました。
ミーティングは、始めにアスレティックディレクターからの挨拶がありました。その後各ポジションごとに分かれてミーティングが行われました。
ミーティングの内容は、コーチ陣の紹介、各コーチが挨拶をしました。
その後、アメフト部のルール、コーチが選手や保護者に求めることについて話がありました。
特にまだ、自分で運転が出来ない1年生や2年生は、練習などのために保護者の送り迎えが必要になります。時間を守ることが出来るように保護者の協力が必要なのです。
ミーティングでの雑談
高校アメフト3年目のことしは、保護者のかたともかなり顔見知りなのでミーティングにも参加しやすかったです。
このミーティングに参加したときに保護者の方が雑談をしていたのですが、みなさん私が普段感じていることを話していたので興味深かったです。
- オフェンシブラインはあまり注目されない
まあこれは仕方ない事なのですが、やっぱり花形ポジションであるクウォーターバックやワイドレシーバー、ランニングバックの選手のように注目されることはありません。(それでもディフェンスラインの選手よりは注目されていると思います。)親としては自分の子供が頑張ってるのを知ってるので、その分評価してもらいたいものなのです。
- プレイが決まらない時はラインのせい
プレイがうまく決まらない時の要因はさまざまです。でも観戦している側からするとラインがきちんとブロックしなかったと思われることがほとんどです。アメフトを詳しく知っている人は違った視点でみることができるかもしれませんが、普通は、ラインが、、、、と思ってしまうものです。
このことについてラインの選手のほかの保護者のかたもちょっと悔しいと話していていました。多分、それぞれ息子さんたちとプレイについて話すことがあるのだと思います。ですから、本当はこうなるはずだったということを多少なりとも知っているので悔しく思うのですね。
- 自分の子供がブロックをはずした
逆にプレイが決まったのに自分の子供がブロックをはずしたなんてこともあります。あの場面でブロックをするはずなのにまったくブロックができていなかったなんてこともあります。クウォーターバックの機転でプレーが決まって喜んでいるコーチ陣のなかに怒って怒鳴っているコーチがいたらそれはきっとオフェンスラインのポジションコーチでしょう。
各ポジションのコーチは、プレーが決まった決まらなかったに関係なく(タッチダウンした、ファーストダウンをした)に関係なく自分のコーチするポジションの選手の動きをしっかり見ているものです。
- ボールの動きを追うか自分の子供の動きを追うか
実は私がいつも思っていることなのですが、アメフトの試合を観戦する時、一瞬でいろいろなことが起こるので何を一番重要視してみるか迷ってしまうのです。
ボールの動きを追っていると自分の子供の動きが目に入ってこないことがある、息子の動きをみているとボールの動きを上手く追う事ができない。息子とは、試合後にプレイについて話すのでしっかりみておきたいのですが、試合の流れを知るにはボールの動きを追いたいものです。
このことについて他の保護者のかたも話していたのです。アメフトに詳しいほかの保護者のかたも私と同じような事を考えているのだと知って少し安心しました。皆さん、自分の子供の動きをみるのを優先しているようです。
- ブロックするべき選手をブロックしているか
- 他のラインの選手と協力しているか
- ブロックする相手の選手の特徴とその選手の動き
などをみていると思います。
選手たちはHUDLのアカウントをもっているので後日、フィルムをみることができます。自宅からもアクセスが可能なので私もみせてもらった事があるのですが、フィルムをみるとプレイについて詳しく知る事ができます。
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各ポジションの役割と動き
アメフトでは、各ポジションごとに役割があります。各プレイごとに動きが決まっているのです。
自分の役割をまっとうすることがとても大切なのですが、観ている側には分からないことも結構あります。こうみえたけど、実際はこうなるはずだったとかこの選手がミスをしたようにみえるけれど実際はこうだったとかプレイは決まったけれどミスがあったなどいろいろと奥が深いのです。
ラインマンたちの動き
- 味方のクウォーターバックをタックルしてしまった
息子が2軍のときのことです。ある試合の最後の攻撃のプレイで息子が味方のクウォーターバックをタックルしてしまったのです。
観ている側としては、あのラインマンは何をやっているのだと思うわけです。アクシデントだとしても味方をタックルしてしまうのはまずいですものね。
試合後、息子と話すとそのプレイでもう1人のラインマンがプレイを間違えて息子が行くべき位置にその選手が走ってきたそうです。そしてそれをよけようとした息子がよけた場所にいたクウォーターバックをタックルしてしまったのです。
仕方ない事とはいえ未だにそのクウォーターバックにそのときのことを言われるようです。
- タッチダウンのパスプレイで思いっきりブロックをはずした
ある1軍の試合でクウォーターバックのロングパスがとおってワイドレシーバーがタッチダウンを決めたプレイがあったのですが、観客席をみまわすと頭をかかえた保護者が目に付きました。そして、エンドゾーンと逆方向にむいて声をあげているコーチがいました。
このプレイで息子ともう1人のラインの選手はブロックをはずしてしまっていたのです。
クウォーターバックが間一髪でパスをしてそれがきれいに決まってタッチダウンとなったので観客からみるといいパスとタッチダウンと言う場面です。この後、コーチにいろいろ言われたらしいです。
他のポジションの動き
息子が、ラインマンなのでライン以外の選手の細かい事を知る事が出来ていないのが残念なのですが、もっと詳しく知る事ができたときは、そのことについても書きたいと思います。
試合ではわからなかったことをフィルムをみて知る
自分で思っていたことと実際は違ったなんてことはよくあることです。
ですから、選手たちは毎試合、試合後に試合のフィルムをみます。
息子が試合で軽い打撲傷となってその試合とその次の試合に出場できなかった事があるのですが、本人は、相手の選手にやられたと思っていたようです。
フィルムをみると、味方のランニングバックの膝が息子の腿を直撃していました。ランニングバック、恐るべしです。
ディフェンスの選手たち
オフェンスのラインの選手が注目度が少ないと言っている中、ディフェンスのラインの選手は更に注目度が低いかもしれません。もちろん、選手たちやアメフトに詳しい人はその重要性を分かっているとはおもいます。
ディフェンスと言えば、やはりラインバッカーが注目されますよね。ボールを運んでいる選手をタックルするのですから。パスプレイが多いチームと対戦するときは、コーナーバックの選手も注目されると思います。まあ、ボールがあるところに注目が集まる訳です。
ボールをもっていない選手にも注目して試合をみてみるのもよいかもしれません。
アメフトママ8年目の私が今年アメフトの試合観戦で注目したいこと
今年も例年とあまり変わらないのですが私がアメフトの試合で注目したいのは、
- 息子の動き ブロックをきちんとしているか等
- 息子のブロックする相手の特徴、動き
- ボールの動き 頑張ってボールの動きもみようと思います。
- 他のラインの選手の動き
以上です。
アメフトママ8年目なのですが、まだまだ、詳しいルールなど分かっていない事も多いのでいろいろ知っていけたらなあと思っています。
まとめ
アメフト観戦で、一番大切なのは観戦を楽しむことだと思います。試合全体の流れを追うのもよし、ボールの動きに注目するのもよし、注目する選手の動きを追うのもよしだとおもいます。
試合中のアナウンスで名前や背番号が呼ばれるのは、ごく一部の選手です。それ以外の選手を注目してみるのも面白いかと思います。
いろいろ知ると更にアメフト観戦が楽しくなるのは間違いないです。