高校アメフト チームとして個人とて
こんにちは、TOMOです。今シーズン1軍でプレイをすることが出来た息子は、毎週土曜日に試合後のミーティングがありました。
高校アメフトってミーティングが結構あります。
高校アメフト 試合の前の練習と試合後のミーティングって記事でミーティングについて書きました。
今シーズン思ったことは、高校アメフトってチームとして、戦うことがとても重要だと言う事、そして選手もコーチもそれを重要視しています。
ただそれと同時に個人のスキルに対しても重点を置いているのも分かります。
各試合の後には、チームとしてどうだったと言う事とポジションごとはどうだったかと言う事また個人としてどうだったかということが話されるようです。
各選手の試合でのプレイを振り返る
高校の1軍の試合は、ビデオが撮られます。しかも色いろな角度からです。今年のプレイオフで言った高校には、スコアボードに液晶スクリーンが設置されていてインスタントリプレイができるところもありました。
コーチたちは、毎週試合の後は、学校に残り試合のビデオを全部観ます。各ポジションのコーチが自分のうけもちの選手のプレイを採点してアスレティックディレクター、オフェンスコーディーネーター、ディフェンスコーディネーター、スペシャルチームコーディネーターに報告するそうです。
選手たちも自分たちのプレイを土曜日のミーティングで観ます。
また、選手たちは全員Hudlのアカウントを持っているので自宅でプレイを観る事もできます。
他の週に住んでいる旦那の従兄弟もHudlで息子さんのプレイを観る事があるっていっていました。
私も何回かみせてもらったのですが、Play by Playで色いろな角度から観る事ができるのでとても面白いです。
各選手のスコア
各選手ごとに採点されるスコアですが、これはポジションごとにいろいろと違ってくると思います。
息子のポジションはガードです。
オフェンシブラインが採点される項目は全部で13個あります。
この中では、試合で使われなかったプレイも含まれているので、その場合は点数がついていません。
また各項目ごとにその動きが何回あったか記されています。
項目ごとにポイントが違うので項目ごとに回数Xポイント数でその項目のポイントが決まります。
例えば、自分の決められた動きをきちんとこなした場合は、プラス3点です。
また、項目によっては、マイナスポイントがつく場合もあります。
例えば、自分の決められた動き,割り当てられた動き(アサインメント)が出来なかった場合は、マイナス5点です。
最後にプラスの点とマイナスの点を足してその試合の総合得点が決まります。
コーチもたまに間違える事もあるみたいです。
息子がこのプレイあったはずなのに採点がついていないと言っていたことがありました。
試合中もプレイごとにあっ今のプレイで3点稼いだと選手同士で話しているようです。
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各選手の意識をたかめる
ひとりひとりが採点される事によって、自分の試合を客観的に振り返ることができるようです。
負けた試合の後、チームとして悔しがった後、自分のプレイを見て自分が自分の役割をこなしている事を確認することが出来れば、必要以上に落ち込む事はないようです。
また、勝った試合のあとチームとして歓喜にひたった後。自分のプレイをみて自分が自分の役割をこなしていない場合は、きちんと反省しそれに向き合って次の試合にのぞんでいるようです。
ある試合で、結果的にロングパスが、通ってタッチダウンとなったプレイがありました。ただ、このプレイQBとWRがよいプレイをしたのですが、息子は完全にブロックをはずしてしまったのです。コーチは、この動きを見逃しませんでした。
QBに感謝しろよ。
って言われたそうです。
逆にプレイが上手くいかなくても彼らがきちんと自分の仕事をこなしている時は、ポジションコーチは
You are doing good.
と言ってくれます。
オフェンシブラインってどんなによいプレイをしても自分の名前をよばれることってまずないし、よいプレイも観ているひとには分かりにくいのです。やっぱりQB, RB, WRなどボールを運ぶ人に目が行ってしまいますものね。
コーチがよいプレイも悪いプレイもしっかり見てるので、彼らの意識も向上します。
まとめ
高校アメフトのコーチって大変だなあと思います。今年になるまで試合後にそんなに時間をかけてビデオを観るなんて知りませでした。
チームを向上させるために、個人の意識や技術を高める事はとても大事なことだと思います