中学生の部活動とは
中学生になる前に授業の選択科目を選びます。このときに運動部に入りたい人は、アスレティックスの授業を選択します。アスレティックスの授業を選択したからと言って全部のスポーツをしなくてはいけないと言うわけではありません。アメリカの学校のスポーツはシーズン制なので一応2種目はしなくてはいけないようです。
選べる部活の種類
私の住んでいる田舎町の中学校は選べる部活の種類がとても少ないです。男子は、アメリカンフットボール、バスケットボール、クロスカントリー、陸上くらいです。女子は、チアリーディング、バレーボール、バスケットボール、クロスカントリー、陸上です。
- アメリカンフットボール 息子が中学生の頃は、A,B,Cチームでアメリカンフットボールを選択した生徒は全員プレイすることができます。(現在はA.Bの2チーム)
- バスケットボール A.B.Cの3チーム。トライアウトがあって25人から30人が選ばれます。選ばれた人だけがプレイできます。
- バレーボール A.B.Cの3チーム トライアウトがあります。
- 陸上 基本全員参加です。1種目から3種目ぐらいで生徒によってそれぞれです。学校内で各種目上位2人が地区の協議会に参加することができます。
息子は、砲丸投げと円盤投げに取り組みました。中学1年生の時は地区の参加できませんでした。(4位)中学2年生の時は、3位で地区の大会に出場する事ができました。
- 吹奏楽 高校生のようにアメリカンフットボールの試合で演奏すると言う事はありません。中学校の吹奏楽部の生徒の中から何人か10人くらいが高校のマーチングバントの手伝いをします。(楽器運び、プロップ運び)
- 合唱部
中学校の部活動も授業の一環です。スキルではなく出席日数が成績に反映されるので出席さえすればよい成績をとる事が出来ます。ただ部活動でもあるので朝練や放課後の練習があることもあります。
その他の活動
- Academics UIL
- Art
- Yearbook
- Drama 演劇
- NJHS ナショナルジュニアオナーソサエティ
- Stuco 生徒会
スポンサードリンク
野球は?
野球が学校外でプレイします。野球をしたい子供は地元のリトルリーグかセレクトチームに参加します。高校で野球をしたい子供はどちらかを選んでプレイする必要があります。高校のコーチが試合を観にくることもあります。
サッカーは?
アメリカの子供がするスポーツの1番はサッカーだと思います。小さい子供の間ではとても人気のスポーツです。息子も4歳から9歳までサッカーをしていました。サッカーも中学校ではすることが出来ないのでサッカーを地元のサッカー協会主催のチームに入ってサッカーをしている子がほとんどです。またセレクトチームに入ってサッカーをする子供もいます。
まとめ
息子が中学生になった時、私が一番驚いたのは選択できる種目がとても少ない事です。学校側にもいろいろと事情はあるのだと思いますが、運動は好きだけどチームスポーツは好きじゃないと言う子供たちはどうするのでしょうか。(体育P.E.をとるしかないですよね。)私の息子の場合はたまたまチームスポーツが好きで小学生のころからアメフトもバスケもやっていたのでよかったのですが。大きい町の学校はもっと他のスポーツも出来ると思います。(多分)