Punt,Pass and Kickとは
アメフトの試合をみていると良く耳にするパント、パス、キックはどのような時にみることができるのでしょうか。
試合が開始すると攻撃側のキッカーがボールを蹴って試合がはじまります。また得点が入った後、フィールドゴールでの得点を狙った攻撃でもキックをみることができますね。また得点が入ると相手側のキックオフとなります。
パスは攻撃側のQB(クウォーターバック)が、WR(ワイドレシーバー)やTE(タイトエンド)に向かってボールを投げる時にみることができます。WRに投げる時はかなりの距離を飛ばすこともありますよね。
パントは、攻撃側が3rd downまでに思うように進めなかった時に戦略として、相手側に深くボールを蹴って相手にとってのエンドゾーンからの距離をかせぐために行われます。キックと似ていますが、ボールを手にもって蹴るところが特徴です。
NFL PP&K(Punt,Pass and Kick)
毎年、NFL主催のPP&kickのイベントがあります。6歳から15歳の子供が参加でき、ボールを蹴ったり投げたりしてその飛距離をはかります。個人で競うのでアメフト触れてみたいという子供には良い機会だと思います。
まずは、ローカルイベントを探そう
NFL Punt,Pass and Kickのページに郵便番号からローカルイベントの開催地を探す事が出来ます。また、町の新聞などで情報を得られると思います。数年前に息子が参加した時は、学校がプリントを配ってくれました。ローカルイベントは8月から10月に行われるようです。その地域によって日が違うようです。
ルール
参加資格
- 参加資格は6歳から15歳まで。その年の12月31日の年齢を基準とする(ということは学年はかんけいないですね)
- 参加費用は無料
- 参加者はまずローカルイベントに参加する事。1つ以上のローカルイベントに参加した場合は自動的に失格となる
- 参加者は参加申込書を記入して提出する事
- イベント開始時には保護者は付き添う事
- 学校の他のスポーツに参加する事に支障がきたさないかそれぞれ各自の学校に確認する事
競技のルール
- 参加者は、パント、パス、キックを一回ずつおこなう
- 競技は、それぞれパント、パス、キックの飛距離と正確さを競う。(例えば、100feetの飛距離を出しても30feet右にそれた場合は、その分減点され、ポイントは70となる)まっすぐ飛ばせたほうが良いってことですね。
- 投げる位置のラインを超えた時は5feet減点となる
- 飛距離ははじめの位置から落下地点までとする
- 蹴る時にボールを全く触れなかった時は再度挑戦することができる
こんな感じです。クリーツの使用が禁止されています。運動靴を履いて行う競技なので誰でも気軽に参加できると思います。
このイベントの良いところは、ちょっとアメフトの気分が味えることと(アメフトとは全く違いますが)良い成績を出すと次の大会に進む事が出来る事です。地域のイベントからエリアのイベントへさらにそこでよい成績を出すと州の大会更には前期くタイ米まであります。しかも全国大会は、NFLもフットボール場で開催されるのです。(そこまでいくのは難しいとは思いますが、可能性はあるってことです。)
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私が思うこのイベントの良いところ
- 誰でも参加できる(アメフト選手でなくてもアメフトの経験がなくてもよい。個人的にはサッカー経験者が良い成績を出せる可能性が高いと思います。)
- 参加者が少ない 私の経験から言うと参加者があまり多くないので(私が住む地域では)チャンスをつかむ可能性がある またこの時期アメフトの選手は練習があるので参加できない場合がおおいので、そのほかの子供たちには絶好のチャンスだと思います。
- 全国大会まであるイベントである 全国大会に行ける行けないは別として上の大会があるって夢がありますよね。
過去の経験
息子は小学生の時にこのイベントに2回ほど参加しました。たまたま(笑)結果がよくて次の大会に進む事ができました。他の地域の子供たちと競う事が出来てとても楽しかったのを覚えています。
まとめ
住んでいる地域やその近くでこのイベントがされるのであれば、参加してみると良いと思います。あまり上手でない子達も楽しんで参加していましたし、参加費も無料です。また女の子も参加できますよ。息子が参加した年は、息子たちを地元の高校のアメリカンフットボールの試合で地域の代表としてft Worthの大会に進むことを紹介してしてもらいました。小学生が高校のアメフトの試合の前にフィールドに立つ事はとても興奮することみたいです。(笑)ということでアメリカではこんなイベントもあるって知って貰えただけでうれしいです。