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アメリカの子供といじめ(誰もがいじめっ子いじめられっ子)

 いじめる側といじめられる側

一昔前、そう私が子供のころは、いじめっ子と言えば、「どらえもん」のジャイアンのようなガキ大将、そしていじめられっ子といえば、のびたのような子と言うのが普通でした。ですが、今の時代、誰もがいじめっ子いじめられっ子になる時代です。昨日までいじめられていた子が今日からはいじめっ子になっているかもしれません。また誰にいじめられなれながらも、逆に誰かをいじめているかもしれません。

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子供たちはからかいあうのが好き

娘がいないので女の子のことはよく分からないのですが、息子たちをみていると、まあよくもお互いをからかいあいあうなあと思います。私から見ればそれはちょっときついのじゃないかということも平気でいっているのです。

息子、「Tonyって本当にへたくそだよね。、どうやったらそんなプレイができるのかわからないよ。」

友達1 「S 君はTonyのことXXXXって呼んでいたよ。」

友達2 「本当にぼろくそに言っていたよね。しかもずっと言ってた。」

私 「あまりからかいすぎるのはよくないよ。」

息子「Tonyはそういうの言われなれているから。」

ここで私は、おいおいと思いました。この息子の発言は典型的ないじめっ子発言です。私はTonyのことをよく知らないのでわかりませんが、なんとかして彼の思うところも知りたいです。

息子のこのチームはA町の子が7人、B町の子が6人、C町の子が2人、D町の子が1人、E町のこが1人で息子はA町の子で、TonyはB町の子です。息子が言うにはTonyはB町の子からはもっとからかわれているとのことです。(だからって1人をからかうのはよくありません。)

私はこの時、からかいすぎのは良くないこと言い過ぎないこと(相手の限界を超えるようなことは言わない事)を言ったのですが、どれだけ本人たちは分かっているのか分かりません。見守っていくしかありません。

お互いをからかう

子供たちは絶対にからかわれない一部の子供を除いては、徹底的にお互いをからかうようです。Tonyのことをからかうことは多いのですが、息子の友達のChrisはこんなことを言っていました。


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「この前つまずいて転んだ時から、Toeって呼ばれるようになってなにかするたびにToeって言葉を使ったいろいろなことをいわれているよ。」

変なあだ名をつけて徹底的によぶというのは、よくあることです。本人たちは、不本意だけどあまり気にしないようにしているようです。

もし、言われる側がこのことについて悩みはじめたとしたら、それはいじめと言えるのではないでしょうか。そんなことをいちいち気にしていたらやっていられないと思う人もいるかもしれませんが、行き過ぎないように気をつけることを子供とよく話すようにしています。

大勢の前で笑われる

いじめとはちょっと違いますが、大勢の前で笑わられたことのある人は分かると思いますが、大勢のまえで笑わられると心が少し折れてしまいますよね。

アメリカンフットボールの練習で

去年のアメリカンフットボールの練習のことです。ラインマンの息子がラインバッカーのJunior(高校3年生)のブロックすると言う練習をしたときのことです。Freshman(高校1年生)の息子は先輩やコーチによいところをみせたいと言う気持ちでいっぱいでした。しかし結果は無残にもラインバッカーの選手に吹っ飛ばされたのです。

そしてその場は笑い声の渦に。息子の心が少し折れた瞬間でした。幼いころからスポーツをしている息子は、ここてやめることなく次のプレイを頑張ろうと自分の位置にもどります。こんどこそはちゃんとブロックしようと息子は心に決めます。

しかし次のプレイ、ラインバッカーの選手は息子の横を通りぬけていきます。勢いあまった息子は1人で転倒します。

ここでまた笑いの渦。そして”Come on, Freshman!”と上級生にいわれたそうです。

よく言われるそうですが。

こういうことは特にスポーツをしていると良くある事なので、うたれ強くなってほしいです。そして自分がいろいろ言われる事で、逆の立場になったときに相手の限界を見極める事ができるようになってほしいです。

まとめ

悪質ないじめは、別としてちょっとしたいじめは、子供たちがお互いをからかいはじめたところからエスカレートしていくことが、多いと思います。1人をターゲットにしたり行き過ぎたことを言ったりして相手をおいこんでしまう可能性があります。

息子がいじめっ子にならないように普段から話し合って行きたいです。もちろんいじめられっ子にならないように見守っていきたいです。

 

 

 

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