子供がスポーツをするにあたって
息子が4歳でサッカーをはじめてから11年がたちました。最初は知り合いもなく、何もわからない状態でただ申し込みの案内の看板をみて申し込みに行ったことを覚えています。野球の申し込みに行ったら、年齢に達していなくて申しこめなかったと言う事もありました。実は、野球の申し込みに行ったら野球は5歳からと言う事でがっかりしていた息子をサッカーの申し込みにつれて行ってサッカーをする事になったという訳です。(サッカーは4歳から申し込み可能でした。)
地元のスポーツ少年団
子供がスポーツをするには、地元の少年団の他にセレクトチームまたは、個人コーチなどいろいろと選択肢があります。息子は中学生になって学校でスポーツをするまでずっと地元のスポーツ少年団でスポーツをしてきました。幸、コーチにもチームメイトにも恵まれました。これまで一度も練習に行きたくないとか試合に行きたくないとか言ったことがありません。それでも時々問題点や疑問点を目にしてきました。やはりどんな場合でも人が集まると多少なりとも問題が生じるものですね。
息子のスポーツ歴
- サッカー 4歳から9歳
- 野球 5歳から現在
- アメリカンフットボール 10歳から現在
- バスケットボール 6歳から14歳
- 陸上(学校)円盤投げ、砲丸投げ 13歳、14歳
スポーツ団は
- 地元のリトルリーグ
- 地元のサッカー協会
- 地元のOptimist Club (アメフト)
- 地元の市のバスケットリーグ
があります。女の子のためのバレーボールリーグもあります。
問題点
- スポーツ団にはシーズンごとに申し込みをする。額はそれぞれ違う。
- コーチはボランティア
- 親の負担
- 試合のときの問題
1.申し込み料について
私が思うにそんなに高い額ではないと思うのですが、子供が何人もいる家庭は、大変かなと思います。クラブに通うわけではないので、月謝ではなく、一回の申し込み料だけです。そのなかからユニフォームも支給されます。この一回の申し込み料で3ヶ月から4ヶ月くらいスポーツができるのでそこそこかなと思ってきました。ただ、申し込み料が払えなくてスポーツが出来ない子供が沢山居るのも確かです。
何か良い方法があると良いのですが、私も自分の息子の分を払うので精一杯だったのでなんとも言えません。
2.コーチがボランティアという事について
コーチがチームの誰かの親御さんです。申し込みの時にコーチになりたい人を募集してそれを元にチームを編成します。ほとんどの場合前年度お世話になったコーチのチームに入るようになっています。それ以外はドラフトのような形で子供を振り分けるようです。
コーチ側としては、とりたい子供がいてもとれなかったり、親のほうのとって欲しいコーチに事前にお願いしてもとってもらえないこともあります。自分の息子を入れたいチームに入れるためにアシスタントコーチになる事もできます。(自分の子供は自分のチームです)親としては良いコーチ相性の良いコーチのチームに子供に入ってもらいたいものです。
問題点がある場合は申し出てチームを変えてもらう事もできると思いますが、それは結構大変なので、問題がある場合は事前に申し出ておくとトラブルが少ないと思います。
私も「このコーチのチームには入れないでください」(きちんと理由も話しました。)とか「このコーチのチームに入りたいです」とお願いしたことが何回かあります。
- コーチの子供 コーチの親です。折角自分の時間を割いてコーチをしているのですから、自分の子供にはそのスポーツを十分させてあげたいと言うのが親ごころ。コーチの子供がよいポジションでプレーするというのはよくあることです。私の息子の場合はたまたま、コーチのお子さんとポジションが被る事がなかったので比較的よいポジションでプレーする事が出来ましたが、そうでない方は結構悩んでいました。
- コーチの指導の仕方 コーチの指導の仕方が自分の子供にあわないということはよくあることです。親が苦情を言ってコーチが出来なくなった方もいらっしゃいました。また、コーチになる方が足りなくて、そのスポーツの知識があまりないのにコーチをかってでてくれたチームになった時にその指導に親たちの不満がとても大きかったと言う事もあります。(誰かがコーチにならなくてはいけません)
- 練習時間 みな仕事があるのですから、コーチによって練習時間や曜日はさまざまです。コーチによっては練習が多すぎたり少なすぎたりというのをみうけました。
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3親の負担
私の場合は一人息子なのでそんなに負担は感じなかったのですが何人もお子さんがスポーツをしている人は大変だと思います。
- 子供の送り迎え
- concession standの手伝い
- 飲み物などの手配(コーチがする場合と親がする場合があります。試合中はこーちが試合後は親がという感じでした。)
4.試合のときの問題
- 子供のプレータイムが少ない コーチは、試合のときにチームの全員を使うことが義務付けられています。只、どうしてもプレータイムが多い子供と少ない子供がでてきます。なかなかプレータイムが平等に振り分けられていないのが現状だと思います。
- 子供が希望のポジションでプレーさせてもらえない。とくにリトルリーグでは皆が内野を守りたいということがよくあります。ですが、誰かが外野をまもらなくてはいけません。外野しか守らせてもらえない子供やその親の不満をよくみみにしました。
- コーチが’怒鳴る コーチの中には熱が入りすぎて怒鳴りすぎてしまう方がいます。子供の中にはそういう接し方をされると萎縮してしまう子供も少なからずいます。あまりにも厳しい指導はよくないと私も思います。
まとめ
スポーツ少年団でスポーツをするとき一番心配なのは、コーチとの相性だと思います。相性が悪かったために結果的にそのスポーツが嫌いになって、そのスポーツをやめてしまったという子供を何人も見てきました。また頑張ってコーチをしているの方なのにいつも親御さんの苦情が絶えないというコーチもいました。どの親も自分の子供のことを思っての行動なのです。なにか問題がある場合は早めに運営者の方に相談したほうが良いと思います。私の息子は問題があったとき自分で運営者のかたに相談に行っていました。(当時小学6年生)
“アメリカのスポーツ少年団の疑問点や問題点を考えてみる” に1件のコメントがあります