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アメリカの高校生がリトルリーグで審判をする

リトルリーグで審判をする

高校生になるとリトルリーグの審判をすることができます。審判になるには、シーズン前に講習会と実技トレーニングに参加する必要があります。

これまで自分たちがリトルリーグでプレイしてきたのですから、だいたいのことは分かっているようですが、プレイをコールする際に気をつけることどのようにコールするかを学びます。

リトルリーグは主審と副審の2人で行われます。主審はホームベースにいる審判です。副審が塁審となります。副審がプレイごとに塁の間の適切な位置に移動します。(というわけでプロ野球のように各塁に塁審はいません。)高校生は副審をすることができます。

主審の方は皆経験をつんでいる方ばかりなので、子供たちにいろいろと教えてくれているようです。

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審判になる前に

息子が審判になるといったときに話し合いました。リトルリーグを観にいった方は分かるかもしれませんが、試合中の野次が結構すごいのです。皆さん自分たちの子供たちのプレイを真剣に観ていますから、審判のコールが間違っていたり、あやふやだったりすると怒った親御さん達からの野次が飛び交います。

私 「本当に審判やりたいの?分かっているの?きっと言われるよ。」

息子 「分かっているって、何年リトルリーグでプレイしてきたって思っているの?」

私が思うに自分が言われる立場になるとまた感じ方は違うと思うのですが、本人は大丈夫だと思っているので、審判をすることに同意しました。

審判をするために用意するもの

審判にするときに必要なのはポロシャツ(リトルリーグから支給されます。)黒の野球帽、グレーのズボン、黒の靴(これは自分で用意します。)以上です。

なぜ審判をやりたいのか

子供たちにとって審判をすることはちょっとしたお小遣いかせぎです。まだ15歳でアルバイトはできません。(ファーストフードのアルバイトは16歳から)審判をすると1試合(2時間15分程)$15から$20もらえます。子供たちにとってはちょっとした自分のお金です。

また自分で審判する日をスケジュールすることができるので学校や部活などの合間にすることができます。


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審判をするときに気をつけること

もちろんどのプレイも気をつけてみていないといけないのですが、盗塁のときとピッチャーが牽制するときには、本当に気をつけてみていないといけません。

先日の試合でピッチャーが牽制した際に攻撃側のコーチが「今のはボークだった。」と言ってきたそうです。息子はきちんと見ていてボークではないのが分かっていたのでそのままにしていたのですが、そのコーチがずっとその事を言い続けていたので主審がコーチに話しに行ってくれたそうです。

私もあまりよく分かってなかったのですが、1塁に牽制の場合、2塁に牽制の場合、3塁に牽制の場合は少し違うのですね。息子は「そんなの知っていて当たり前だ。」といって笑っていました。

長年、リトルリーグを観てきた私もまだまたきちんとルールを理解していないのですから、きっと他の方も一緒だと思います。ルールを細かいところまで理解している人、していない人、全く理解していない人が試合を観にきているのですから、いろいろな野次(間違っている野次)が飛ぶのも仕方ないのかもしれません。

盗塁のときは、タグのタイミングをきちんとみなければいけません。しっかりみて自身をもってコールして欲しいです。

本人も(他の子も)「今日の試合は1回怒鳴られた。」とか「今日の試合は誰にも野次を飛ばされなかった。」とか言っています。笑 本人たちはあまり気にしていないのと主審の方たちがきちんとフォローしてくれるので安心です。

審判をしてみて

息子が審判をすることによって、野球を違う視点から観る事ができるようになったのでとても良いことだと思います。また他人に対して自分のコールやルールをきちんと説明することが出来るようになったのも良いことだと思います。また主審の方たちがいろいろと教えてくれ、また其の都度フォローをいれてくれるので息子にとって審判をすることはとても良い経験になっています。

 

 

 

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