clarinet

アメリカの高校のコンサートバンドの活動

コンサートバンドとしての活動

大規模な学校では、マーチングバンドコンサートバンドが分かれていることもありますが、我が高校では、秋のアメリカンフットボールシーズンにはマーチングバンドとして、(マーチングバンドとしての活動は、夏休みから始まります。また年度末に新学期のマーチングバンドで使う楽譜をもらいます。)アメリカンフットボールシーズンが終わるとすぐにコンサートバンドとしての活動が始まります。

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ディストリクトコンペティション

11月の終わりか12月のはじめにディストリクトコンペティションがあります。これは、バンドとしてではなく、個人として参加するものです。

コンペティションは其の年の決められた曲の中のの一部を審査官にしていされます。其の部分を演奏します。演奏はだれもいない部屋で1人で演奏します。審査官は幕の向こう側にいるので見えません。

全員が演奏し終わったあと順位が発表されます。そして上位から何人かがディストリクトバンドのメンバーに選ばれます。楽器によって定員が違います。ディストリクトバンドのメンバーに選ばれると選ばれたメンバーで演奏する機会が与えられます。

またディストリクトメンバーに選ばれるとエリアバンドのコンペティションに参加することができます。

そしてエリアバンドのメンバーに選ばれるとエリアバンドとして演奏する機会が与えられるとともにステイトバンドのコンペティションに参加することができます。

ディストリクトバンドのコンペティションは全員参加ではなく希望者だけとなっています。

息子は、練習が十分ではなかったらしく、高校1年生で参加したディストリクトコンペティションは散々だったようです。また途中でキーが壊れるというハプニングもあったようです。

中学2年生(8年生)で参加した中学のディストリクトコンペティションで第五奏者に選ばれ、ディストリクトバンドに選ばれました。他の学校の生徒とディストリクトバンドとして演奏したことは、とても貴重な体験だったようです。またこのあたりでちょっと名の知れている先生が指揮者としてバンドの指導にあたるので、いろいろと勉強になったようです。


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セクショナル コンテスト

3月頃にセクショナルコンテストがあります。これも希望者だけの参加です。クラス1とクラス2の音楽があってどちらかを演奏します。審査員が演奏を採点します。

春のUILコンサート

4月にUILコンサート(テキサス)があります。秋から練習してきた曲を演奏します。全部で4曲くらいだと思います。このコンサートで演奏した曲は学校で行われるスプリングコンサートでも演奏されます。

UILコンサートでは曲を演奏するコンサートと楽譜を読むSight Readingの2つの種目があります。それぞれ審査員が採点します。採点はSuperior、Excellent、Average、Below Average、Poorの5段階に分かれていて採点基準が細かく決められています。

詳しいことはUILのページにのっています。

 

我が高校はコンサートとサイトリーディングの両方でよい点を取ることができました。スプリングコンサートで聴くのを楽しみにしています。

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