夏休み最後の練習日
夏休みも残るところこの週末のみ、月曜日からは、新学期が始まります。夏休み最後の練習日には保護者が招待されてマーチングバンドのマーチする姿を見学する事ができます。
今年は雨が降っていたのでマーチをする姿はみれないかと思っていたのですが(その場合は講堂で演奏のみのパフォーマンスとなります。)雨もあがり、マーチする姿を見学する事ができました。
先生のスピーチ
バンドディレクターが活動状況を報告すしてくれました。今年のショーのテーマやUILコンテストにむけてのプロップの製作状況や演技の仕上がり度などです。演技のほうはまだまだ完成からは程とおいとのことですが10月に行われるUIL Marching Contestに向けて仕上げていくということです。
昨年を思い返すとアメフトシーズン最初のハーフタイムショーの演技は散々なものだったのですが、その後練習を重ねていって10月のコンテストまでには演技を磨きよい成績を残せるようになっていました。
息子のマーチング
実は、息子がどのくらいマーチングが出来るか心配だったのです。本人も「UILまでにはちゃんとできるようにするけれど、今日は無理かも。」事前に言っていたので。アメフト場に行って見ると息子がフィールドに居るではないですか。
観終わってほっとしました。意外とマーチングが出来ていました。フォーメーションをくずしてしまうところが何箇所かあったのですが、ルーティンは覚えているようでした。
携帯で、マーチしている姿を撮ったので、家に帰った時に2人で観たのですが、本人も「思ったより出来ていた。」とのことなのでほっとした様子です。(直さなくてはいけないところもチェックしていました。
1年生と上級生の差
今年はじめてマーチングに取り組んでいる1年生と、経験を積んでいる上級生の差は大きいですね。練習ってこれだけ実力に反映するんだと改めて思います。
あまり良く分からない(よく分かっていないと息子に言われる)私でも次の点を指摘する事ができました。
- マーチするリズム 1年生の中には、リズムが崩れてしまう生徒がいました。
- 楽器の持ち方 マーチングをするときって独特の楽器のもちかたがありますよね。腕を同じ位置に保って演奏するのはまだ1年生には難しいのかもしれません。
- 楽器の動かし方 マーチングの時やスタンドで演奏する時に演奏をしながら楽器を上下、左右に動かしたり、キーをたたく時に手を派手に動かしたりするのですが、上級生にはこのときに動きのキレがあります。
- マーチング マーチングって何歩でどの位置まで移動するっていうのが決められていますよね。この辺も1年生はまだまだ練習の必要性があります。
家に帰って映像を観た時にとてもその違いが分かりました。
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吹奏楽を楽しむ
演技が完成していないとか、マーチングがまだまだだとかいろいろとあるのですが、今回お披露目に行ってよかったことは、子供たちが吹奏楽が好きだ、演奏する事が楽しいと思っている事が良く感じられたことです。
マーチングのお披露目が終わるとドラムラインが「何かやらせて!」と言いました。じゃあと言う事でドラムラインが自分たちのやりたい事をパフォーマンスをはじめると他の子供たちも手拍子や振り付けを始めました。とても活気があって楽しいアメフトの試合の応援に使われるパフォーマンスの1部です。
それが終わると他の子が「Shout it Outやりたい」と言い始めました。じゃあ、と言う事でドラムメジャーの指揮の元演奏が始まりました。皆が楽しんでいる様子を見ることが出来てよかったです。
そのときの”Shout it Out.”の演奏はこちらのリンクで聴けます。
お披露目の後は
お披露目の後はBand Hallに移動して、夏休みの練習終了の打ち上げがありました。私は他のバンドディレクターの先生や他の保護者の方と話す機会が出来てよかったです。
新学期の朝練や放課後練習の予定やコンテストの予定やそのほかのことを質問することが出来てよかったです。
バックグラウンドチェック
今年もアメフトシーズンはコンセッションスタンドのお手伝いをするのでバックグランドチェックの用紙を記入しました。アメリカでは、学校で子供と一緒に活動する機会がある保護者(PTO、遠足の付き添い、遠征の付き添い、コンセッションスタンドのお手伝い等)はバックグラウンドチェックの書類を提出する必要があります。生徒の安全のためですね。ほかのレジストレーションと同じく毎年する必要があります。
コンセッションスタンドはバンドの大きな収入源なので出来るだけお手伝いしたいと思います。運動部のほうのコンセッションスタンドのお手伝いもあるかもです。
まとめ
今年はState Yearなので子供たちの意気込みも去年以上です。(隔年でState yearとなりState Yearの年にコンテストで勝ち進むと州大会に出場できる)それ以上に子供たちは楽しんで部活に取り組んでいる様子を見ることができてよかったです。