高校野球シーズン
こんにちは、TOMOです。
今日から、息子が通う学区は、第2学期が始まります。
この時期になるといろいろと野球シーズンに向けての準備が始まります。実際の公式試合は、3月、4月に行われ、プレイオフは5月に行われるのですが、部活動は1月の後半から始まります。(息子の通う高校)
高校野球シーズンまでの準備
アメリカの運動部の部活動のうちアメフト部は、希望した選手ほぼ全員が部に所属することが出来ます。もちろん試合に出れるかどうかは分かりませんが、練習に参加できるし、遠征にも帯同します。
野球部の場合はちょっと違ってトライアウトがあります。野球部に所属したい選手はトライアウトに参加して合格したら、部員となります。
トライアウトまで
選手たちは、トライアウトの日まで、自主練習をします。普段は開放されてない野球場が選手のために放課後解放されているので練習をしたい選手は野球場にいって練習します。
友達同士で練習することが多いようですが、上級生も気軽に練習に誘ってくれます。
ただ、今年の1年生は生意気なんて息子はいっています。(笑)
ミーティング
まずは、トライアウトの前にミーティングがあります。コーチの紹介、チームの方針などの話がヘッドコーチからあります。
トライアウトの前にミーティングがあるのは、真剣に部活動に取り組む意志のある選手だけがトライアウトに参加して欲しいからだと思います。
トライアウト
トライアウトは2日間かけて行われ、打撃と守備の両方が行われます。守備のトライアウトは自分の好きなポジションで受けられるそうです。
投手のトライアウトにかける時間が結構長いようで息子は、結構暇だったなんていっていました。
コーチが言うには
You can pitch, You are on team.
You can bat, You are on team.
You can field, You are on team.
だそうです。やっぱりピッチングが出来る選手のほうが有利だと思います。
ただ、野球のシーズンは、サッカーや陸上のシーズンとかぶるので、野球が上手な選手でも他のスポーツを選ぶ場合があります。(息子の通う学校の陸上のスター選手は、野球も上手でアメフトでもスターです。彼は、昨年野球部ではなく陸上部に所属しました。)ですから諦めずにトライアウトに参加する事が大切だと思います。
野球部
息子の通う高校の野球部は、1軍と2軍のみです。1年生でも野球が上手であれば1軍に所属することができます。
1軍に所属するか2軍に所属するかは、トライアウトの後すぐ振り分けられ、必要があれば入れ替わりがあります。
コーチ
去年の野球シーズンに驚いた事は、コーチの数が少ない事です。アメフトシーズンのあとだったせいかもしれませんがとても驚きました。
- 1軍コーチ ヘッドコーチ
- 1軍コーチ ピッチングコーチ
- 2軍コーチ
の3名のみです。野球の試合はアメフトの試合と違ってほとんどの場合2軍の試合が1軍の試合の前に行われるので3人のコーチがコーチするのですが、コーチが3人と言うのは驚きました。
しかも去年の2軍コーチは野球経験のない先生でした。
応援
日本の野球部の試合には吹奏楽部が帯同する事もあると思いますが、アメリカの野球部に吹奏学部は帯同しません。
また、チア部も帯同しません。トレーナーもいなかったと思います。今年はマネージャーの生徒が1人います。日本の部活動のマネージャーとは違って応援を取り仕切っていると言う感じです。(観客に向かって声だしをうながしたり、選手に声をかけたりする)
遠征
息子の通う高校のアメフト部の遠征にはスクールバスではなく、チャーターバスが用意されるのですが、野球部の場合は普通にスクールバスを利用します。(アメフト部以外の他の部活も同じだと思います。
しかもヘッドコーチが自分で運転して遠征にいきます。コーチたちは皆、スクールバスの運転が出来ます。
去年、シーズン前のトーナメント戦で1軍と2軍が違う場所で試合のときがありました。2軍コーチは、1人でスクールバスを運転して選手たちと遠征に行きました。大変だなあと思いました。
親としてちょっと心配な事
今年学校が新しい2軍コーチを雇ったのですが、この方は、息子が夏休みに参加したサマーベースボールを取り仕切っていた方なのですが、息子と相性がとても悪かったのです。
子供が監督(コーチ)との相性が悪かった時に子供をサポートする
この方が野球部のコーチと1人で息子は野球が楽しめるのか心配なのです。
息子の意見は
夏のサマーベースボールから状況は少し変わったようです。
このコーチ、アメフトシーズンもコーチの一員だったのですが、息子はその時期に接すく機会があったようで、今では普通に話すようです。
息子のこのコーチに対する印象は、夏のときほど悪くはないということです。その関係を保ったまま野球シーズンに入って欲しいです。
リトルリーグ
この時期、地元のリトルリーグの参加申し込みも始まります。実際試合が始まるのは、3月末なのですが、参加申し込みは1月です。
子供たちは、2月末からチームでの練習を始めます。
まとめ
野球シーズンが待ち遠しいです。しっかり練習して、トライアウトに臨んで欲しいです。
アメリカで野球はアメフトほどの人気はありませんが、私は好きです。何よりも息子が野球を楽しんでいる姿を見る事ができるのが1番です。