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アメリカの高校生の夏休みの野球

夏休みにサマーベースボールに参加する

夏休みに入っていよいよサマーベースボールの練習が始まりました。子供たちに夏休みは何らかの形で野球をする事と言ってこのサマーベースボールを紹介したコーチですが、このサマーベースボールには一切係わっていないようです。係わりといえば、学校の野球場を練習や試合のために開放してくれることくらいです。

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リトルリーグ?

始めてコーチと会ったミーティングで「リトルリーグ?」と思ってしまいました。というのもコーチの一人がチームの選手のお父さんだったからです。それが良いとか悪いとかという事ではなく、第一印象がそうだっただけです。(まだ試合もしていませんし、練習も1回しただけなので、このサマーベースボールが良い経験になるかはこれから知るところです。)

他の学校の選手

チームは、息子の通う学校の選手のほかに近隣の5つの学校に通う選手でつくられています。息子にとってこれだけいろいろな選手と一緒のチームでプレイすることは久しぶりです。セレクトチームでプレイする場合はもっといろいろな町の選手が集まっています。

高校野球でプレイするには投手か捕手は有利?

高校野球でプレイするには、投手であるか投手の経験があることはとても有利な事だと思います。投手であってももちろんほかのポジションも練習することがあると思うので、チームにとって絶対にかかせない選手になれる可能性があるからです。野球が上手な子は、投手、捕手そしてショートの3つのポジションがこなせるというイメージです。

次に重要なのは捕手だと思います。とても上手な捕手がいるチームでは2番手3番手の捕手はプレイする機会がほとんどないかもしれませんが、捕手は経験のいるポジションだと思うので捕手プラス他のポジションとなれば、プレイできる確率が高くなります。

高校の野球チームのトライアウトでコーチがこんな事をいっていました。

“You can pitch you are on team.”

“You can field you are on team.”

“You can bat you are on team.”

まさにその通りです。

1人だけ

息子がサマーリーグの練習から帰ってきていった言葉です。チームの中で投手も捕手もやらないのは自分だけだったそうです。仕方ありません、できないものはできないのですから。打撃を頑張るしかありません。


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ピッチカウント(球数制限)

アメリカの野球で投手の数が必要な理由の1番の理由はピッチカウントです。アメリカの野球では、年齢によって1試合で投げることの球数が決まっているので、試合数の多い高校生の野球チームではある程度の投手の数が必要なのです。

シーズン中は平均で1週間に2回試合がありますし、プレイオフに進んだ場合は、3連戦なんてこともあるからです。

年齢 1試合の球数 1試合あたりに投げた球数に対しての休息の日数
0 Days 1 Days 2 Days 3 Days 4 Days
7-8 50 1-20 21-35 36-50 N/A N/A
9-10 75 1-20 21-35 36-50 51-65 66+
11-12 85 1-20 21-35 36-50 51-65 66+
13-14 95 1-20 21-35 36-50 51-65 66+
15-16 95 1-30 31-45 46-60 61-75 76+
17-18 105 1-30 31-45 46-60 61-75 76+
19-22 120 1-30 31-45 46-60 61-75 76+

このようなルールがあっても小さい頃からずっと投手をやっている子は、肘をいためたり他に怪我をしたりするこもいます。(もちろん投げ方にもよると思います。)

夏休みの野球は

夏休みの野球はこのサマーリーグの他にもいろいろな選択肢があります。息子の学校の野球チームの選手の半分くらいはこのサマーリーグに参加し、そのほかの選手は、ほかのセレクトチームに参加しています。

この経験がどう生かされるのか来年の野球シーズンが楽しみです。

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