夏休みの野球
我が高校(アメリカテキサス州の田舎)では1月の野球のシーズンが始まる前のミーティングで高校のコーチから学校での野球のシーズンが終わった夏休みに何らかの形で夏休みに野球をするようにと指導されました。そのときにコーチが進めていたのがこの夏、息子が参加していたサマーベースボールリーグでした。他のオプションもありましたが、このリーグに参加しました。
このリーグは
- 地元で主に練習が行われる
- 試合も地元で行われる事が多い
- 参加費が、セレクトチームなどに比べて安い
- 学校のチームメイトと野球ができる
- 選手をスクールバスで試合につれていってくれる
以上が参加する前に与えられた情報です。
トライアウト
5月の末にトライアウトがありました。息子の通う高校だけでなく、周辺の高校に通う子供もこのリーグに参加するのでチームを2つに分ける事ということでした。
私は、実際にこのトライアウトを見ることが出来なかったのですが、このサマーベースボールの機関のこの地域担当の人がトライアウトうを行いました。親に特に何を説明するわけでもなく、チームが振り分けられました。
このトライアウトのあと息子が落ち込んだ顔をして家に帰ってきます。
この担当の人が息子にいったこと
- 野球の仕方をしらない
- 息子の前で他の選手をほめる(息子のポジジョンでプレイをしたことの無い選手を一番上手い褒める)
実際、息子はトライアウトで実力を発揮できなかったようですが、ここまで落ち込むのは彼らしくありません。この担当の人言い方がとても悪く、数人をすごく褒め、数人をすごくけなしたようです。
トライアウトの様子をみていた旦那は
「サマーベースボールをやらなくてもよい」
と息子に言いましたが、野球の好きな息子は
「とりあえず、やってみる」
といいました。
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本人の判断にまかせる
私は、基本的には、一度始めた事は最後までやってほしいと思っていますが、続ける続けないは息子にまかせています。
理由としては
- 小さい頃から基本的に練習や試合を休んだ事がないこと(無理矢理練習や試合に連れて行くということは一切ありませんでした。)
- 何かをやめた時は、きちんとした理由があったこと(サッカーをやめたのはアメフトを始めるためで、シーズンが重なってしますから。あと体格的にサッカーには向かなくなったから)
- 自分の意志で決断する子供だということ(息子の周りはみんなそんな感じなのですが、友達がやっているから僕もやってみたいと興味を示す事はあっても、友達がやめるから僕もやめるという決断をくだすことはありません。)
ということで本人がやめると決めたものはそれを受け入れるようにしています。ただ、息子が続けたいのに何かの理由で迷っている場合は、一緒になにか策があるか考えますが、本人が解決することが多いです。
息子が判断した事の例
リトルリーグ
息子がリトルリーグでプレイした時にオールスターチームのトライアウトに呼んでもらえないときがありました。息子がコーチにそのことをたずねたとき、コーチは「まだ分からない。」と息子に言います。息子がトライアウトに呼ばれた友達と話すとトライアウトは次の日とのこと。
息子がした行動は
- コーチにトライアウトについて再度聞きに行きました。コーチは「まだ分からない」と答えました。
- 息子はここであきらめません。リトルリーグを運営している方が友達のお父さんだったので個人的に知っている事もあり直接話しに行きました。
- 分かった事は、各チーム2人ずつ監督がトライアウトに参加する子供を選ぶということになっていて息子の監督は息子を選ばなかったのです。(その前年までは参加したい人が参加できた)
- 直接交渉でトライアウトに参加す事ができました。トライアウトに来た息子をみた息子のコーチの驚いた顔は今でも忘れません。(笑)息子はそ知らぬ顔で参加していました
結果、この年息子はオールスターチームに選ばれなかったのですが、本人は、やる事はやったので納得してシーズンを終える事ができました。コーチが最初から息子を選ばなかったことをきちんと話していれば、こんな後味の悪いことにはならなかったのですが、これも経験の1つだと思います。
親としては、子供の判断を尊重してできるだけサポートするしかありません。
よいコーチに恵まれる
サマーベースボールが始まりトライアウトのあの人をあまりみかけることはなく、コーチが変わるなどのハプニングはありましたが、良いコーチに恵まれ、息子は楽しくサマーベースボールを送る事ができました。
実際のサマーリーグは
良かった点
- いろいろなポジションを経験できた
- 沢山プレイすることができた
- 何より夏休み中野球が出来た
悪かった点
- この地域担当の人が所々で問題発言を子供の前でした
- 送迎のスクールバスが用意されなかった
- 試合のスケジュールがめちゃくちゃだった
- 技術的なことは何も学ばなかった
親としては、このサマーリーグの運営のされ方は不満ばかりです。しかもこの地域担当の人を信用する事ができませんでした。今は、このサマーリーグが終わってほっとしているところです。
新たなる心配
ここで新たなる心配が出来ました。この息子酷い事を言ったサマーリーグの地域担当の人を学校が2軍コーチとして雇ったのです。
息子は、「1軍目指すしかないっしょ。」と言っています。
野球をやめる気はないようです。
私に出来る事は、息子を見守る事しかないようです。
まとめ
基本的に物事をすぐにやめない息子なので、本人がやめるという決断をした時はそれを尊重するようにしています。ですが、選択肢の提案はするように心がけています。あとは、見守るしかありません。
野球の問題については、来年野球のシーズンが始まった時に報告したいと思います。今はそのことについてはあまり心配しないようにしたいです。