ディストリクトゲーム 最後の日
いよいよ、ディストリクトゲームの最後の日となりました。アメリカの(テキサスの)高校野球はUILで振り分けられたディストリクトで総当たり戦をします。ホームゲームとアウェイゲームの両方が行われます。我が高校の属するディストリクトは全5校なので各校ともに8試合行います。そして上位2校がプレイオフゲームに進むことができます。
ディストリクトによっては10校もそのディストリクトに属しているのでその場合は総当たりではないと思います。また毎年ディストリクトの振り分けが違うので今年対戦したチームと来年も対戦するとは限りません。
来年のディストリクトの振り分けをみてみたら全7校になっていました。しかも今年対戦した高校は1校もありません。
我が高校は現在2位で3位の高校とタイなので今週、タイブレーカーが行われます。タイブレーカーは自分の高校でもなく相手の高校でもない場所で行われます。ほとんどの場合は両校の中間地点に所在する高校が選ばれます。
プレイオフには5校中4校が進むそうです。
またプレイオフの開催地も同じように選ばれるので自分の高校で公式戦を戦うののはディストリクトゲーム最後の日がそのシーズンの最後となります。ですからシニア(4年生)の選手にとっては自分の高校で試合をする最後の日となります。
テキサスのプレイオフのブラケットはUILのページでみることができます。またmaxprepsではアメリカの高校の野球だけでなくいろいろなスポーツの情報がえられます。
プレイオフを勝ち進むと自分の高校で試合をすることもあります。
シニアデイ
ディストリクトゲーム最後の日にはシニアデイというイベントが行われます。球場の壁にはシニアの選手の写真が飾れ、選手の背番号と名前の書かれた看板が入り口におかれていました。
シニアデイの目玉は、選手紹介です。シニアの選手が 親にエスコートされフィールドに立ちます。そしてアナウンスの人が選手の高校生活を振り返ります。(野球の実績から学業のことまたボランティアなどを含めて)そして卒業後の進路や意気込みをはなします。その後、選手が事前に書いたメッセージをアナウンスの人が読みます。高校生活についてや先生やコーチ、親への感謝の気持ち、友達に対するメッセージなどです。
その後プレイボールとなります。
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シニアデイではちょっとした食事も提供されます。バンバーガーやホットドックなどです。
因みに2軍の試合はこの日がシーズンの最後の日となります。2軍の選手はこのあとは、練習と1軍選手のサポートのみとなります。
他のスポーツも同じですが、アメリカの公式戦はほとんど平日に行われます。プレイオフやトーナメント戦が土曜日にあることもありますが、普段の公式戦は平日です。今シーズン一番遠い学校までは2時間以上かかったので、子供が学校に帰ってきたのは夜中の12時を回っていました。仕方ないのは分かりますがもう少し早く帰ってこれたらよいのにと思います。
アメリカではこれが普通です。