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高校野球4

シーズンが始まる

 

シーズンが始まると放課後に本格的な練習が始まります。試合日のほかは授業枠で練習することはありません。まずはポジションですが、ほとんどの子が今まで自分が経験のあるポジションでレギュラーを目指します。私が思うにポジションによって偏りがあるのですが、そこはコーチにまかせるしかありません。

練習が始まって1週間もするとすぐに練習試合があります。1軍(Varsity)、2軍(JV, Jr Varsity)とも2時間程度の試合を行います。スコアボードに点数は表示されません。また試合によっては、ベンチに入っている選手全員が打席に入ることがあります。この辺は両校のコーチが話し合って決めているようです。

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公式戦が始まる

それから2週間もすると公式試合が始まります。公式試合といってもいろいろあってトーナメント戦や普通の試合そしてディストリクトゲームがあります。なかでもディストリクトゲームが一番重要なゲームです。ディズトリクトゲームの勝ち点が多いチームがプレイオフに進めるからです。

試合は週2回行われ、JVが1ゲーム2時間程度、Varsityは1ゲーム7回までとなっています。JVのゲームが4時半か5時に始まりVarsityのゲームがその後行われるわけですから、試合が終わるのは夜の10時を回ることも普通です。しかもホームゲームならまだしもアウェイゲームはなかなかきついものです。対戦校とは70kmから160km離れているのです。アウェイゲームにはスクールバスで行くのですが、我が校はコーチが運転手も兼ねています。運転手を用意する学校も多いと思いますが、野球は天候に左右されるスポーツですから雨でスケジュールが変更になったときに対応できるようにコーチが運転できるようにしているようです。本当に大変ですね。

さてVarsityの試合はとても本格的です。まず選手を紹介します。まずはホームの選手を紹介します。名前を呼ばれるごとにそれぞれのポジションに走っていきます。ベンチ入りの選手はベースラインに並びます。そして相手校の選手は名前をよばれるごとにベースラインにならびます。そして国家斉唱します。そしてプレイボールです。Varsityの選手は自分の曲を選べるので打席に入るときにその曲が流れるのでなかなか格好良いです。またイニングとイニングの間には曲が流れたり、ホームチームのファインプレイにちょっとした音声がながれたりと試合が盛り上がるように工夫されています。MLBのまねといえばそうですが。

 


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ちなみに試合を観戦するには$4かかります。これも学校によってちがうと思いますが、わが高校では$4です。野球好きの方なら自分の子がプレイしていなくても楽しめると思います。

 

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