アメリカの中学生は、遠足に行くのか、そして修学旅行はあるのか
日本で中学校といえば、大きなイベントの1つとして修学旅行があると思います。私も中学時代3泊4日で京都、奈良に行きました。中学時代の大切な思い出のひとつです。
では、アメリカの中学校はどうでしょうか。それは学校によって違うと思います。他の方のブログなどで修学旅行に行ったという記事を読んだことがあります。
私の息子が通う学校では、中学生の修学旅行はありませんでした。
修学旅行がないなら遠足はあるのか
息子が通った中学校で全校生徒が遠出する遠足(フィールドトリップ)はありませんでした。ただいろいろなグループごとにフィールドトリップにいくことはありました。その場合も希望者だけがいくという感じです。
フィールドデイ
これは全校生徒が行くことが出来ます。(といっても何かで問題を起した生徒は行くことが出来ません。)これは市の公園に行って1日スポーツを楽しむことが出来ます。日本の体育祭のような感じではなく、ただやりたいスポーツを楽しむといった感じです。
各グループごとのフィールドトリップ
成績優秀者のフィールドトリップ
成績優秀者といってもAとBをとった生徒がいけます。行った場所は地元の映画館、隣まちのゲーム施設などです。参加するのに費用はかかりませんが、お小遣いは必要かもしれません。時間は半日くらいで全校生徒の1/3くらいが参加したようです。
STUCO(ステューデントカウンセル)のフィールドトリップ
STUCOは生徒会のようなものですが、いわゆる生徒会よりも人数が多いので生徒会と各クラスの委員をあわせた感じなのかもしれません。
中学校では、なぜか2年ともSTUCOの生徒はテキサスレンジャーズの野球の試合にいく遠足がありました。参加費用は$40くらいだったと思います。STUCOのなかで希望者だけがいきます。子供たちが行った野球の試合では他の学校からも来ていたそうなのでそういう日なのかもしれません。
NHJS(ナショナル ジュニア オナー ソサエティ)のフィールドトリップ
NHJSは成績優秀者が入れる会です。学校でもNHJSのメンバーとして入会式があったり会合があったりします。NJHSのメンバーでも遠足に行きました。これも希望者のみです。NJHSはThe Sixth floor Museum at Dealey Plaza (BOOK DEPOSITORY)に行きました。ケネディ大統領とその暗殺に関することが展示されています。費用は入場料とお昼代くらいです。
予断ですが、Book Depositoryというのは建物の以前の名称なのですが私の周りの人がこの博物館の話をするときは、必ずといっていいほど、The Sixth floor MuseumではなくBook Depositoryという名称を使っています。
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部活動の遠征
アメリカの学校の運動部はほとんど平日の放課後に試合が行われます。(たまに土曜日の試合もあります。)遠足とは違いますが、試合が遠方の場合は、授業を休んで遠征でかけます。中学校を高校では対戦校が違うので高校生ほど遠出することはありませんが、一番遠いところで片道1時間半くらいでした。
アメリカがっこうでは、中学生の修学旅行も遠足も基本的に参加希望者のみがさんかするというのがほとんどだと思います。