アメリカの学校やスポーツのファンドレイザー
息子がスポーツを始めるようになってそして学校に入学したときに思ったのは
アメリカの学校はやたらとファンドレイザーをする
ことです。小学校に入るとすぐに2つぐらいファンドレイザーのパンフレットをもらってきたと思います。知り合いは少ないし、知っている人は、知っているひとでなんらかのファンドレイザーを行っているのです。
ガールスカウトクッキー
ガールスカウトクッキーが数あるファンドレイザーのなかで一番名が知られているものだと思います。その時期になるといろいろな知り合いから注文をお願いされますし、スーパーなどの店頭で机をおいて売っているのもみかけます。
ガールスカウトのクッキー自体がすきという人も結構いますから、売りやすいとおもいます。(私がそう思うだけで実際は違うかもしれません。)
医療機関のための募金
いろいろな医療機関のための募金もよくみかけます。学校では小銭を寄付するとか羽を売る(子供の頃に私もやった赤い羽根をおもいだします。)などの運動が行われたことがあります。
部活動のファンレイザー
部活動の運営費を集めるために行われます。学校の部に対する予算だけでは足りないのでいろいろ工夫して資金を集めるのです。町の提供しているお店で使えるクーポンなどを売ることが多いです。ちょっと困るのは1人が売らなくてはいけない額が決められているときがあることです。
アメリカンフットボールの試合のときの売店の売り上げも部の運営費となります。
また何か商品を用意しラッフルチケットを売ってお金を集めることなどもあります。アメリカンフットボールの試合のときに商品をディスプレイしてチケットを売っている光景をよく目にします。
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PeeWeeフットボールのファンレイザー
息子がPeeWeeフットボールをやっていた時期に私が一番頑張ったファンドレイザーです。というのも売り上げの一部を参加費として使えるからです。金額はわすれてしまいましたが、大まかな感じで$15から$20くらいのクッキーやパイを売って1つにつき$6くらい参加費の一部として認めてくれます。
この町のPeeWeeフットボールの参加費は$100なのですが、ファンドレイザーをしたおかげで$20くらいですみました。
他にも小学6年生がいく林間学校の費用もファンドレイザーのおかげで費用をおさえられたのを覚えています。
プロジェクトグラジュエーション
1年を通して一番規模が大きいファンレイザーがプロジェクトグラジュエーションです。企画に係わっているひとに少しだけ聞いたことがありますが、かなりお金がかかるようです。
プロジェクトグラジュエーションとは卒業式のよるに体育館に子供をあつめてオールナイトでゲームやショーなどを楽しむイベントです。体育館に集まる時間は決まっていて入った後は朝まで出ることが出来ません。
プロジェクトグラジュエーションは、高校生最後の日を子供たちに楽しんでもらうことと、卒業式の後で開放的になっている子供たちが問題を起すのを防ぐためにおこなわれます。
毎年大盛況のようです。マジックショーや催眠術のショーまたいろいろなゲームが行われ、子供たちは1番中楽しめるのに工夫されています。
ですから1年を通して募金を募ったりアメリカンフットボールの試合のときなどにラッフルチケットが売られたりします。
個人を助けるためのファンドレイザー
アメリカの良いところは、個人を助けるためのファンドレイザーが盛んなことです。いろいろな理由から経済的な困難に直面した人を援助するための活動が盛んです。クッキーやケーキを焼いてうるBake sale(ベイクセール)、食事をつくって募金をあつめるCook out(クックアウト)スポーツのイベントの入場料を無料にして募金を集めることもあります。(普通の人は、入場料分は募金しようって思いますよね。)また銀行などに募金箱が設置されることもあります。
ちょっとだけ文句
ファンドレイザーをすることはよいのですが、毎年、売るものが同じで代わり映えがないのでなかなか売りにくくなっています。そうはいっても私自身、良いアイデアもありません。今年の夏のファンドレイザーはちょっと変わったものを売りたいものです。(笑)