アメリカの学校の規則
以前に「自由そうでいろいろと決まりのある事について」という記事でアメリカの生徒の服装や頭髪について書いたのですが、いろいろと例外もあるようです。
先日、野球の試合の後、息子と息子の友達とそのご家族と食事に行った時にたまたま髪型の話になったのです。
私「Josh,髪が伸びてきたよね。前のように伸ばすの?」
Josh 「多分、切ると思う。でも面倒くさい時は、帽子を被るかな。」
私 「でも授業中は帽子を被れないよね。」
Josh 「うーん、人によるかな。」
私 「そうなの?」
息子 「うん、人による。僕は、最後のほう(野球シーズン)スミス先生の授業の時、いつも被っていたけれど、何も言われなかった。」
Josh 「僕は、被っていたら注意された。」
なんとも不公平な話なのですが、先生がどういう基準で注意しているのかは分からないものの、細かいところは、見逃してでも授業を進めて行きたいというところなのだとおもいます。子供たちは、ボーダーラインのルールを知っているのに見逃してもれえるかどうが、いつも試しているのですから。
また、日本で「モンスターパーレント」という言葉はありますが、アメリカでもそういう保護者の方がいます。ですから、先生も大変なのだと思います。小さい事を注意して問題が起こるよりはある程度見逃して授業を円滑に進めたいというところなのだとおもいます。
チームスピリット
- チームカラー アメリカの学校は2色から3色のチームカラーがあります。学校行事の時はこの色の服を着ます。
ちなみに息子のクローゼットの中にある洋服の色はこのチームカラーの3色が90%を占めています。(笑)
- チームマスコット それぞれの学校にチームマスコットがいます。アメリカンフットボールの試合では、マスコットがチアリーダーと共に応援をしています。
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学校行事
- Pep Rally アメリカンフットボールのシーズンには試合の日の昼休みの前の時間帯に壮行会が行われます。学校の体育館でチアリーダーがチアをし、アメフト選手が紹介され、ちょっとしたゲームなども行われます。その間バンドが演奏をします。
- Pink Out Breast Cancer Month 毎年10月は乳がんをサポートする月です。サポートのためにいろいろなイベントが各地で行われますが、アメリカンフットボールの試合でも募金を募ったり、グッズを販売したりして寄付金をあつめます。また、選手は何かピンクのものを身に着けています。観客もピンクの服を着てサポートします。
- Homecoming 毎年、9月か10月に行われます。Homecomingで女子が身につけるMumはとても大きいです。(テキサスは特別のようです。)またクイーンやプリンセス候補の女子はドレスを着ています。
試合の日には気合を入れて髪の毛をチームカラー染める選手も多くいます。(ヘルメットと被るので試合中はみえないのですが、、、、)またPink Outの時には髪をピンクの染める選手もいます。この時期は普段より奇抜な髪型の子供たちをみかけるのですが“I am supporting the team.”といえばOKなようです。また服装に関しても普通ならだめな服装もチームカラーだったりチームロゴの服であれば、それを言い訳に許されてしまうようです。
息子たちは、純粋にチームをサポートしている訳ではなく、言い訳に使っている生徒たちに怒りをおぼえていますが。
まとめ
学校では、いろいろ規則がありますが、先生や生徒によって許可されたり、許可されなかったりするようです。平等にするという事は、当たり前に行われなくてはいけないのですが、とても難しい事でもあると思います。(私たち大人の社会でも毎日それを目の当たりにします。)