ホームカミングの準備

アメリカの高校生にとって新学期に入ってはじめの大きなイベントがホームカミングです。学校によっては、9月に入ってすぐホームカミングが行われるところもありますが、息子の通う学校では毎年10月に行われます。

ホームカミングについては、ホームカミングって？　テキサスのホームカミングと言えば、やっぱりあの大きなMumという記事を書きました。

子供たちは、ホームカミングに向けていろいろな準備をします。

ホームカミングデイト

アメリカあるあるだと思うのですが、ホームカミングが近づくとホームカミングデイトが欲しいらしいです。新学期が始まると気になっている子にアプローチして彼女になってもらったり、また、とくに付き合っているわけではないけれどホームカミングのデイトになってくれる？と聞いたりする子が沢山います。

とくにデイトが居ない場合は、自分でMUMを用意して身につけることもあります。彼氏に貰わなくてはいけないというきまりはありません。自分でMUMをつくって身につける女の子は沢山居ます。

彼、彼女が居る場合はお互いにMUMとガーダーを用意して交換するのがふつうのようです。

私も今年初めてMUMを作りました。ホームカミングの準備　Homecoming Mumをつくってみたよ　という記事を書きました。

プロムでもないのに

ホームカミングのイベントは昔より凝っていると旦那が言います。彼女がいる男の子たちは、趣向を凝らして僕とホームカミングに行ってくれる？と正式に申し込むようです。もちろん全員が全員というわけではありませんですが。

• ソフトボールフィールドで　ソフトボール部の彼女のためにソフトボール場に言葉を綴って申し込んだそうです。
• 教会で　同じ教会に通う彼女に日曜日の教会のときに場をもうけて、アメリカンフットボールを彼女にプレゼントして申し込んだそうです。
• 練習中に　部活の休憩時間にみんなの前でポスターを掲げて彼女に申し込みました。

息子は、友達に手伝ってもらってこんなポスターを作っていました。

ホームカミングパレードの準備

ホームカミングデーの前日にホームカミングパレードが行われます。毎年パレードのテーマが決められていてそのテーマに準ずるテーマをそれぞれが決めてフロート車の飾り付けをします。

高校生は、アメフト部、チアリーダー部などのフロート車に加えて各学年のフロート車を飾り付けます。

だいたいが、誰がの家に集まって飾り付けをします。フロート車は、フラットベッドトレーラーを利用します。

パレードは、町の中心部から始まり高校までの道のりを進みます。

余談なのですが、我が息子の姿を見ようと毎年パレードを観にいっているのですが、（去年はアメフトの2軍の試合のためいかなっかった）いつも私が居る道の反対側の道からみえる位置にいるのです。今年もそうでした。まったくです。

Bonfire

ホームカミングパレードのあとに行われます。チア部がチアをしたあと、暗くなってきたところで火がつけられます。

次の日は、ホームカミングデー当日、アメフトの試合もあります。お祭り的な雰囲気はあるものの次の日の試合のことを考えてか比較的はやめにこのイベントは終了します。

ホームカミング　キング、クイーン

ホームカミングデーの前の週までにキング、クイーンの候補者が選ばれます。キング、クイーンの発表は、ホームカミングデーのアメフトの試合のハーフタイムに行われます。

アメフトの選手やチアリーダーの子が選ばれるかと思いきやそうでもないので興味深いです。

下級生たちは、プリンスとプリンセスをホームカミングデーの前の週までに選びます。

息子の学年は、毎年同じ子を選んでいる感じなので、そのことを息子に言ったら

「今年は、違う奴を選出しようと頑張ったけれど、やっぱり同じになった。」と言っていました。

まとめ

ホームカミングデーは、伝統的なものであるとともに、毎年少しずつ変わっていっても居るようです。

私が住むテキサス州では、大きなMUMをつくることで知られています。州や地域、または学校によっていろいろな伝統があると思います。

今日は、ホームカミングデー当日、皆が楽しめるイベントになるといいです。そして多くの卒業生たちが町を訪れてくれるといいです。