アメリカの高校の卒業式
アメリカでは卒業式にシーズンになりました。我が高校では金曜日に卒業式が行われました。高校1年生の息子はバンドの一員として初めて高校の卒業式に卒業しました。
息子の通う高校の卒業式
息子の通う高校は4Aで卒業生の人数は220人です。卒業式は、アメリカンフットボール場で行われます。アメリカンフットボール場は席の数も多くあるのでチケットなどはいらず誰でも参列することができます。
日本では普通、両親が卒業式に参加すると思いますが、アメリカの田舎では両親でなくても卒業式に行きます。私も親しい友達のお子さんが卒業したときは卒業式に参列しました。
卒業生はフィールドに設置された席につきフィールドに設置された壇上で卒業証書を受け取ります。
Salutatorian(開会の辞をのべる卒業生、次席の生徒)は息子の仲の良いお友達のお姉さんでした。勉強だけでなく、スポーツや学校行事に力を入れていた子です。
Valedictorian(卒業式で別れの辞を述べる卒業生、首席の生徒)映画などの卒業式でValevictorianのスピーチのシーンがよくありますよね。
上位10位の生徒 上位10位の生徒が卒業式で紹介されました。何人かは息子も知っている生徒だったので刺激になったようです。特にバンドで一年間一緒だった子(同じサックスフォンプレイヤーでセクションリーダーだった生徒)が4位だったそうです。
予定がいろいろと変更した今年の卒業式
卒業式は、無事にフットボール場で行われたのですが、今週は天候が不安定だったのでこの日の朝、卒業式が体育館に変わりました。体育館は収容人数が限られているので卒業生とその両親のみ体育館に入ることができ、残りの人は講堂のスクリーンで卒業式の様子をみることができます。(講堂に入りきれない人たちはどうするのでしょう。)
午後から天候が回復し無事フットーボール場での卒業式を迎える事ができました。卒業式は午後7時から2時間あまりでした。
バンドの役目
息子たちハイスクールバンドのメンバーは、卒業生の入退場のとき演奏しました。そして国歌、校歌も演奏しました。今年は中学2年(新高校1年生)も何人か参加していたそうです。新学期のサックスフォンセクションはなかなか良くなると喜んでいました。逆にトランペットセクションは大変かもと言っていました。(新1年生の子がかなり間違っていたみたいです。)
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大規模の学校の卒業式
私自身は行った事がないのですが大規模の学校の卒業式は、学校の施設ではなく学校外の施設で行われます。近くの学校の卒業生は、500人以上いるようでフォートワースの(このあたりでダラスの次に大きい町)コンベンションセンターでおこなわれるそうです。
数年前に甥っ子が高校を卒業したときもその学校の卒業生は800人とか1000人とかそんな感じで卒業式はVerizon Theatreで行われました。(6350席あるべニュー)卒業生が壇上で卒業証書をもらうだけで何時間もかかります。
この規模の卒業式は事前にチケットを購入しておく事が基本だと思います。甥っ子の卒業式のときは私たちの分のチケットも購入してくれようとしたのですが、数が足りなかったようです。
小規模の学校の卒業式
小規模の学校の卒業式は、普通、学校の体育館で行われます。両親以外も参列する事ができます。私も友達の息子さんが卒業したときに参列しました。キンダーガーデンから高校4年生(12thGrade)まで同じ校舎で学ぶ小規模の学校で卒業生の数は20人あまりでした。
SalutatorianやValedictorianのスピーチの他に卒業生が両親に花を渡したり、卒業生一人一人のスライドショーがありました。スライドショーの間には両親から卒業生へまた卒業生から両親への手紙も読まれました。とてもアットホームで良い卒業式だったのを覚えています。
卒業式は
一言に卒業式と言ってもいろいろです。機会があれば是非卒業式に参列すると良い思います。来年の卒業式も晴天で迎えられるとよいです。