英語でコミュニケーションがとれるようになるまでに私がしたこと

英語で人とコミュニケーションをとるということ

アメリカに住んでいる以上、英語で人とコミュニケーションをとることは、必要になってきます。

正しい英語が話せるということは、とても大切なことだと思います。正しい英語が話せれば、自分の言いたいことが伝えやすいだろうし、きれいな発音ができれば相手は聞きやすいことでしょう。

でも、英語でコミュニケーションをとることができるという事と正しい英語が話せてきれいな発音ができるという事はまた別のことだと思います。

日本で生まれて日本で育って日本語を話すことに不自由しないからと言って日本語でコミュニケーションをとることが上手とは限りません。

そしてアメリカで生まれてアメリカで育って英語を話すことに不自由しない人が英語でコミュニケーションをとることが上手とも限りません。

特にアメリカではいろいろな人がいるので語学力とコミュニケーション能力が必ずしも比例するとは限りません。

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私の場合

今年でアメリカ在住19年となりました。(信じられません)未だに発音はダメだし、文法が滅茶苦茶なこともあります。

アメリカに19年も居てそんなんでいいのかと思うこともあるのですが、人とのコミュニケーションには困らずに生活できているのでよしとしています。

留学でアメリカに来る学生さんはもっと積極的に人と話してアメリカ生活に取り組むのかなと思うのですが、私の場合、結婚という形でアメリカに来たので期限がなかった分、アメリカに慣れるのにもとても時間がかかりました。

最初の1年

最初の1年間は、ほとんど家族(旦那の家族)との関わりしかありませんでした。

旦那がいろいろなことをしてくれたおかげで自分で何かをすることが出来るようになりませんでした。

よく泣いていたのもこの一年です。英語が出来ないと泣いていたのですが、今から思えば努力もしていないのに出来ないと落ち込むなんて甘ったれていますよね。

そんな最初の一年でしたが、進歩した事もありました。

テレビを視聴して英語を聞き取る事ができる耳をもつ

これ特に努力したとかそういうことではなく、一人で家に居る時間が長かったので、単にテレビを観まくったと言うだけなのですが、当時PCももってなかったので、良くも悪くも100%英語だけの環境だったのです。

と言う事で一年後には、きちんとした英語(テレビのニュース)は結構普通に聞き取れるようになりました。

さてこれでコミュニケーションがとれるようになったかと言えばそうではなく、当時義母の知り合いと比較的接する機会があった私はどうも南部の年配の方の話し方になれることができず、笑ってごまかすということをやっていました。


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自分から積極的に話すようにする

自分から積極的に話すなんて偉そうな事書いたのですが、実際はそんなにたいしたことではなく、

自分に興味を持ってくれた人には積極的に話す

ということです。知らない人や自分に興味のない人と話すなんて最初はあまりにもハーハードルが高いのでは、そこまで頑張って心が折れてしまうよりはましと、自分に興味を持ってくれる人と会話をするようにしました。

自分に興味を持ってくれる人が一人や二人は居るはずです。そういう人は話を聞こう、理解しようという意識があるのでコミュニケーションがとりやすいのです。

英語が上手く話せなくても、友達はつくれるのはこのケースですよね。

どうしても発音が上手くできないときは、スペルを言うか紙に書く

恥ずかしながら今でもこうしなくてはいけない時があるのですが、何回か言ってみてどうしても相手に伝わらない場合は、スペルを言ったり、紙に書いたりすればいいとおもいます。

私は今でも5回ルールを自分の中で決めていて5回は、同じ事を繰り返し言っています。最初の1,2回は相手がきちんと聞いてくれていないだけかもしれないのでめげることはありません。

私の苦手なのは特に名前の発音です。Kelly, Shellyは私にとってとても難しい名前です。同じLLネームでもHollyは大丈夫なんですけれどね。

仕事とかでは、難しいかもしれませんが、普段生活する分には周りの人がそのうち自分の話し方に慣れてくれるので心を折らずに根気強くです。

自分がコミュニケーションがとれるようになった人を交えて新しい人と交流する

英語自体の上達は人それぞれです。発音の良い人もいれば私のようにいつまでたってもコテコテの日本語訛りで話す人もいます。

訛りがあるといくら英語自体が上達しても相手に分かってもらえないということがあります。ただここまでくると心が強くなるというかアメリカ生活に慣れてしまったというか相手に聞く気がないのが悪いんだという勝手な解釈が出来るようになります。(私の場合)

そこまでいくのには時間がかかるとして、自分がコミュニケーションがとれるような友達ができたらそのひとを交えて新しい人と交流すると良いと思います。

そうすると伝わらないことがあっても助け舟を出してもらう事ができるからです。少しずつ慣れればいいのです。

一度、誰かと話したことを話題にするか、共通の趣味などを話題にする

お互いに知識をもっている事を話すときは、英語が完璧でなくてもコミュニケーションがとりやすいです。地元のニュース、映画、スポーツなどいろいろな話題の中から共通の話題がみつけられれば、会話も弾むはずです。

逆に言葉に不自由しなくても全く知らなかったり、興味のない話題だったりする場合は、話が通じません。

避けたほうがいい話題

  • 人種
  • 宗教
  • 政治
  • 戦争の事

よっぽど、理解がある相手でないとけんかになるので、避けたほうが無難です。

いろいろな言い方、言い回しを試してみる

慣れてきたら、またはよく話を聞いてくれる友達ができたらいろいろな言い回しを試してみるといいです。

今でも自分が言った事をあとで頭のなかで確認すると何かおかしいという事があります。

英語がネイティブでないひとの話を聞いて違和感を感じたことはありませんか?これってよくある事だと思います。言い回しが何かおかしいのです。

私の場合は、息子にママ、日本語の文法で英語を話しているから意味不明だよとよくいわれます。息子の場合は私の話し方になれてしまっているので私の意味不明な一回目の発言で私の言いたいことは分かってくれているのですが、初対面のひとには通じるわけがありません。

いろいろ試してみると、相手の反応をみたり質問してみたりして正しい言い回しをみにつけることが出来ると思います。

とかいって未だにダメダメな私です。頑張ります!

まとめ

私が英語でコミュニケーションがとれるようになるまでとても時間がかかりました。何回も心が折れてしまったのですが、何とかなるものです。

少しずつ、できることをしてく、それが一番です。

 

 

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