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高校アメフト 州のチャンピオンは1校じゃないよ その理由は

州のチャンピオン(State Champion)

アメリカの高校スポーツを観戦したり、高校スポーツの記事を読んだりするとXXチャンピオンというタイトルを目にします。

このタイトルなのですが、ディストリクトチャンピオンであったり、エリアチャンピオンだったりするのですが、その中に州のチャンピオン(ステイトチャンピオン)というのがあります。

文字通り州で一番ということなのですが、この州のチャンピオンは1校ではないのです。

最初はどういうことかよく分からなかったのですが、アメリカでは学校の規模ごとに試合が行われるのでどのディビジョンごとにチャンピオンが決まります。

どの州でも同じ感じだと思いますが、私の住んでいるテキサス州の場合は全部で12校州のチャンピオンがいます。

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州のチャンピオンと学校の規模

全部で12校のそれぞれのConferenceは下記の通りです。

  • 1A Six-Man Division I
  • 1A Six-Man Division II
  • 2A Division I
  • 2A Division II
  • 3A Division I
  • 3A Division II
  • 4A Division I
  • 4A Division II
  • 5A Division I
  • 5A Division II
  • 6A Division I
  • 6A Division II

各規模の学校ごとに2つのDivisionがあってそれぞれチャンピオンが決まるというふうになっています。アメフト部の規模ではなく学校の規模によって分かれています。

学校の規模についてはどの規模の学校が最適なのか?とういう記事に書いたので参考にしてくださいね。

アメフトシーズンの試合

高校アメフトの試合は、シーズン始めの練習試合、レギュラーシーズン、そして絵レギュラーシーズンを勝ち残るとプレイオフに進みます。

高校アメフトの練習試合は何試合?

今年は2試合行われました。練習試合の形式は、コーチが話し合って決められます。

各チームが10プレイずつ攻撃をするという感じだと思います。

Varsityは試合形式に近い感じですが、JV(2軍)や1年生チームの場合はコーチがフィールドにずっといて細かく指導している様子がうかがえました。

 

高校アメフトの公式戦は何試合?

公式戦は全部で10試合です。ただ最初の5試合は、ディストリクトゲームではないので勝っても負けてもプレイオフ出場には影響しません。

この最初の5試合の時にほかのDivisionに所属するチームと対戦する事もあります。

1つのDistrictは何校?

私の息子が所属するアメフト部が属するDistrictは全部で6校ですが、Districtによっては4校だったり7校だったりするようです。

詳しくはUILの ALIGNMENTのページでみることができます。

1つのDistrictから何校がプレイオフに出場できるの?

これもDistrictによって違うと思うのですが、私の息子が所属するアメフト部が属するDistrictからは4校出場できます。

同じDistrictの学校が総当たりするリーグ戦で順位が決まります。

6校中4校なんてプレイオフに出場するのは簡単なような感じがするのですが、そうでもないんです。(学校による)

プレイオフはいつ行われるの?

プレイオフは、レギュラーシーズンが終わった次の週に始まります。

トーナメント戦です。試合は、木曜日、金曜日、土曜日のいずれかに行われます。

因みに野球やソフトボールまたバレーボールのプレイオフは、3試合やって2試合勝利したチームが次の試合に勝ち進みます。

プレイオフの行われる場所は?

プレイオフが行われるのは2つの学校の中間地点の場所が選ばれます。高校のスタジアムだったり、大学のスタジアムだったりします。

毎年同じDistrictなの?

毎年同じDistrictとは限りません。

学校の生徒数が増えれば、大きな規模の学校が所属するDistrictに変わるだろうし、生徒数が減れば、その逆もありえます。

またALIGNMENTがよく変わるので毎年対戦校が違う場合もあります。

アメフトのスケジュールは毎年3月くらいに発表されます。


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アメフトの試合とタイトル

プレイオフを1試合勝ち進むごとにタイトルがつき、トロフィーがもらえます。よく学校の入り口付近に展示されているトロフィーがこれです。

息子が通う高校のアメフト部は、プレイオフ第1戦を見事勝利しました。

Bi-district Championというタイトルがつきました。

次の試合(今日)も勝利できるといいです。

まとめ

日本の高校野球が学校の規模は関係なく、県大会があって、全国大会があるのとはかなり仕組みが違います。

選手たちはそれぞれの学校が所属するDivisionでの州のチャンピオンを目指すというわけです。

 

 

 

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