学校の規模って?
アメリカ(テキサス)の学校の規模は、規模が一番小さい学校を1Aとし一番大きい学校を6Aとします。それぞれの学校がどこに属するかは生徒数の変化によって変わることもあると思いますし、UILの規定が変わることもあります。
UILのサイトでみてみると
6A 2100 人以上
5A 1060人以上2099人以下
4A 465人以上1059人以下
3A 220人以上464人以下
2A 105人以上209人以下
1A 104人以下
(高校4学年の生徒数)
となっていました。
大規模の学校の利点
-
スポーツにおいて選べる種類が豊富であ
色々考えてみましたが、規模の大きい学校の良さは、生徒が色々な機会に恵まれているということです。例えば運動部であれば、いわゆるアメリカで主流な部以外にもいろいろな部があります。ダラスに近い大きな町ではアイスホッケー部があるそうですからやはり都市の学校はすごいと思います。(南部の地域なのでとても珍しいスポーツです。)
-
学業において選べる選択科目が多くある。
また学業の面では、小さな町の高校よりも選択できる科目の種類が多いことがあげられます。学校の規模が真ん中である4Aのこの町の高校では、外国語の科目では、スペイン語、手話、コンピューターサイエンスの3つから選びます。(ただしコンピューターサイエンスは卒業するための単位としては認められますが、志望する大学によっては、高校でとった外国語の単位として認められないことがあります。)それに比べて6Aの学校では、スペイン語のほかにフランス語、ドイツ語、中国語、日本語が選択できるかもしれません。(学校によって異なります。)
中規模の学校の利点
-
自分の好きなことを2つ以上することが比較的簡単である。
私の住んでいる町の学校がこの規模の学校です。まずアメリカンフット-ボールをするのに良い環境である。アメリカンフットボールをしたい生徒は全員チームに所属することが出来ます。アメリカンフットボールは11人制ですか、攻撃、守備、スペシャルチームと分かれているので実際にゲームでプレイする選手はかなり多いのです。大規模の学校よりは自分のチャンスをものにできる可能性が高いのです。折角チームに所属するならゲームでプレイしたいですよね。また私の息子は高校1年生のフットボールシーズンはアメリカンフットボールとマーチングバンドの両方に所属していました。練習が重なった事もありましたがコーチやバンドディレクター、そして本人の努力もありやり遂げることができました。大規模の学校ではなかなか難しいことだと思います。
小規模の学校の利点
-
個人に行き渡った教育を受けることができる。
小規模の学校では生徒数が少ない分、1人1人を学校や教師が見てあげることが可能だと思います。学校全体が家族のようです。
大規模の学校の不利点
-
何をするにも競争率が高い
特に才能があったり、頭脳明晰である一部の生徒を除いては、なにをするにもチャンスをつかむこと自体が大変だと思います。生徒数が多い分才能も集まっている可能性が多いのです。
スポンサードリンク
中規模の学校の不利点
-
いろいろなことが中途半端になる可能性がある。
中規模の学校の不利点は大規模の学校ほど生徒の選択肢がない割には生徒の数が多いということです。大規模の学校で選択できることに興味を持っている子達にチャンスを与えることが出来ないということだと思います。
小規模の学校の不利点
-
部活動のための人数が足りない。
小規模な学校では、他の学校で普通に出来ることが生徒数が足りないために出来ないことがあります。この規模の学校では11人制ではではなく6人制のアメリカンフットボールをします。
思うことは、どの学校にも良いところ悪いところがあるので、子供にあった学校が住んでいる町にあることを願うばかりです。
以上が私が学校の規模についての個人的な見解です。